■男の散り際 “極道画家”山本集、最後のメッセージ [ 山本集 ]


男の散り際 “極道画家”山本集、最後のメッセージ [ 山本集 ]
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“極道画家”山本集、最後のメッセージ 山本集 イースト・プレスオトコノチリギワ ヤマモトアツム 発行年月:2012年12月15日 予約締切日:2012年12月12日 ページ数:253p サイズ:単行本 ISBN:9784781608747 山本集(ヤマモトアツム) 昭和15年奈良県出身。高校野球の名門・浪華商業高校野球部で張本勲氏(のち日ハム、巨人など)らと野球に打ち込むが、暴力事件で退部。卒業後は指導者として甲子園を目指し、智弁学園高校野球部初代監督に就任するも、浪商仕込みのシゴキを問題視され追放される。その後、縁あって諏訪一家系淡路組で盃を受け渡世入りするや頭角を現し、33歳で山本組を立ち上げる。諏訪一家の若頭補佐として山口組との徹底抗戦を叫ぶなど武闘派ヤクザとして鳴らしたが、変貌していく極道界に失望し、48歳で足を洗う。平成23年12月、膀胱ガンにより死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1章 ガンというものについて俺が思っていること(俺がいかにして、ガンという人生最後の「恩師」にめぐり会うたか。そしていま、何を思っているのか。/ガンになって失ったもの。そして得たもの。足し算引き算して残ったのは、とても尊く、重いもんやってん。 ほか)/2章 未来ある若者とその親たちに知っておいてほしいこと(生きているかぎり、最後の一瞬まで可能性は尽きない。だから安心して、一生懸命になってええんや。/俺を磨き育ててくれた、かけがえない「友情」。いかにそれがありがたいものであったか、聞いてほしい。 ほか)/3章 俺が見たやくざという世界の本当のこと(俺が心底あこがれた、二人の男。真の男、本物のやくざというものの生き様、知ってほしい。/俺が認める、三人の最高の男。この人ら、男としてほんまに大器ぞろいなんやで。 ほか)/4章 この国を預かる偉い方々に物申したいこと(日本の政治家には真剣さが足りない。それは命懸けで仕事をしていないからや。なめとんか。/日本には、誇るべき精神の歴史がある。何より手本となる先人の生き様を、見習おうやないかい。 ほか)/5章 俺という人間について最後に少しだけ語り遺すこと(最後やし、俺自分のこと、も少し話しとこか。情けない話もあるけどな。/野球。ゴンタ。また野球。またまたゴンタ。俺ってやっぱり、前半生から波瀾万丈やねんなあ。 ほか) 家族に感謝。友に感謝。国に感謝。そして、ガンに感謝。任侠道と、絵の道と。二つの道を駆け抜けた男の最後の言葉を、聞いてくれ。2011年12月にガンで他界した異色画家の、死去直前のインタビューを、一周忌を前に書籍化。希代の男が遺した最後のメッセージが、懐かしい語り口で甦る。 本 小説・エッセイ エッセイ エッセイ

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