■悪党・ヤクザ・ナショナリスト 近代日本の暴力政治 (選書997) [ エイコ・マルコ・シナワ ]


悪党・ヤクザ・ナショナリスト 近代日本の暴力政治 (選書997) [ エイコ・マルコ・シナワ ]
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選書997 エイコ・マルコ・シナワ 朝日新聞出版アクトウ・ヤクザ・ナショナリスト キンダイニホンノボウリョクセイジ エイコ・マルコ・シナワ 発行年月:2020年06月10日 予約締切日:2020年04月26日 ページ数:384p サイズ:全集・双書 ISBN:9784022630971 シナワ,エイコ・マルコ(Siniawer,Eiko Maruko)(シナワ,エイコマルコ) 1975年、アメリカ合衆国カリフォルニア州フレズノ市生まれ。ウィリアムズ大学歴史学部教授。1997年、ウィリアムズ大学卒業。1999年、ハーバード大学で修士号(東アジア研究)取得。2003年、ハーバード大学で博士号(歴史学)取得 藤田美菜子(フジタミナコ) 英日翻訳者。出版社で雑誌・書籍の編集に携わり、その後フリーランスの編集者・翻訳者に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 愛国者と博徒ー暴力と明治国家の成立/第2章 暴力的民主主義ー悪党と議会政治の誕生/第3章 暴力の組織化と政治暴力という文化/第4章 ファシストの暴力ー戦前の日本におけるイデオロギーと権力/第5章 民主主義の再建ー戦後の暴力専門家/最後に 暴力と民主主義 日本の近代史は暴力で彩られている。明治維新、自由民権運動ー。こうした事件や騒動には、無頼漢やヤクザなどの「暴力専門家」が密接に関係していた。暴力と民主主義が絡み合いながら共存してきた日本の近代史の中で、暴力はいかにして民主主義を促進すると同時に脅かす存在であり得たのか。そして、民主主義はいかにして暴力を生み出すと同時にそれを内に抱え込んだのか。政治暴力の文化と民主主義はどのようにしてまったく同時に作動し得たのか。明治時代の博徒から第二次世界大戦後の暴力団まで、「暴力専門家」たちのあり様を通して、暴力が政治の実践全般に深く埋め込まれていたことを明らかにする。 本 人文・思想・社会 歴史 日本史 人文・思想・社会 政治

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