著者：高松栄伸頁数：143ページ◆内容概略【内容紹介】スポーツに取り組む多くの人が悩むオスグッド病に焦点を絞って、実際の現場で培った改善ノウハウを紹介しております。写真を使って、ストレッチ方法も紹介しているので、是非参考にしてみてください。きっと、膝の具合に改善傾向がみられるのではないでしょうか。【「はじめに」より一部を抜粋】私は健康に関する仕事に携わって20年になります。救急病院で10年間勤務し、整体院を独立開院して10年になります。独立したのは、自分で勉強した知識と技術で困っている方の役に立ちたかったからです。病気を診る医療サービスではなく、ひとりひとりの心と向き合う整体という方法で人の役にたちたいという想いです。本書があなたの元気になるきっかけになれば、それが私の最高の喜びです。2017年に『今なら間に合う！　医者に頼らずオスグッド病を2週間で改善する方法』を出版する機会に恵まれました。オスグッド病はお医者さん達の間ですら、よくある症状で特に治療法はないという程度の認識であり、あまり一般に認知されていない症状です。スポーツを続ける上でひどく障害になる症状であるのに、積極的な治療をしにくい状況なのです。そんな状況の中で少しでもお役に立てればと、前作では症状の特徴や共通点、実際の改善例の時系列的な解説をしながら、改善可能な症状であることを示しました。本書では読者の方から反響や質問があった具体的なストレッチの方法を、写真を多く使って分かりやすくご紹介します。前作で書ききれなかったポイントも解説していますので、合わせて読んでいただくと更に理解が深まります。体の特徴は、人それぞれ違います。しかし私の経験上、症状が劇的に改善するポイントがあるのです。そのエッセンスを本書でご紹介します。ぜひともつらい思いをしているあなたに読んでいただきたいです。そして、毎日元気にスポーツに打ち込めるようになってほしいです。本書を読むことで得られるメリットは以下になります。1　希望が持てる症状の特徴を理解し改善した例を知ることで、「もう治らないのかも」という不安から解放され、希望が持てるようになります。2　自分でケアする基礎を習得できる主にストレッチを使いますが、ただ伸ばせばいいのではなく注意点があります。安全に効率的に改善させる基礎を習得することができます。3　大切な時間とお金を無駄にせずに済むポイントがズレた治療を続けても、一向に改善しません。こんな物だと思ってしまうと、何より大切な時間とお金を無駄にしてしまいます。ポイントを理解できると、効果的に改善に向かいます。4　パフォーマンスが向上する関節の動きがスムーズになり、筋肉が柔らかくなることで、今より動きやすくなります。膝の痛みが軽減することで、格段に動きやすくなり、パフォーマンスが向上します。5　オスグッド病などのスポーツ障害で悩まなくてよくなる本書で紹介しているストレッチは、スポーツ障害で悩む子どもたちに共通している障害を改善させる方法です。野球肩や腰椎分離症、有痛性外形骨頸骨やシーバー病で悩む子にも効果が期待できます。正しい体の動かし方を知り、日々ケアすることで、スポーツ障害で悩まなくてよくなります。さっそく毎日実践して、思いっきりスポーツを楽しみましょう！【目次紹介】はじめに第1章　本当はやばいオスグッド病　そもそもオスグッド病ってなに？　大人になっても正座できない　変形は一生治らない　若くして坐骨神経痛になる　肩こりを引き起こす　全身の関節に障害を起こす　スポーツ障害の宝庫　成人病の元凶になる第2章　でもオスグッド病は改善します　1.1年以上痛んだドッヂボール少女のオスグッド病が短期間に改善した事例　2.ジャンプでひどく痛むバレーボール少女のオスグッド病が改善した事例　3.ドッヂボール少年の野球肩が改善した事例　正しい情報を得ること第3章　オスグッド病を改善させるための基礎知識　8つの共通点　本当の原因はどこにある？　外からの刺激は少しだけ。体の中から変えることが大切　ケガと生活習慣病は全く違う　サザエさんの食事風景が理想　入浴習慣がいちばんの治療　肩こりや腰痛も改善する　コラム　体幹トレーニングって本当に大丈夫？第4章　オスグッド病を改善させる具体的な方法　ストレッチのコツ　これはやっちゃダメ　ストレッチの後が大切　お尻（大臀筋・中臀筋・梨状筋）ストレッチ　太ももの裏（ハムストリングス）ストレッチ　お腹（腹直筋・腸腰筋など）ストレッチ　太もも表（大腿直筋ストレッチ）　四股踏み（内転筋・下半身全体）ストレッチ　卍ねじり（外側広筋・大腿直筋・広背筋など）ストレッチ　コラム　最悪な悪循環のループ第5章　間違いだらけの対処法　病院の治療の特性を知ろう　違う病院に何件行っても結果は変わらない　安静にしても再開すれば元通り「痛いから効いてる感じがする」は大間違い　患部にどんな対処をしても永遠に治らない「同じチームの子も頑張っているから自分も」は間違い　よくある質問Q＆Aあとがき