■人はどう老いるのか/久坂部羊【3000円以上送料無料】


人はどう老いるのか/久坂部羊【3000円以上送料無料】
\ (税込)+送料
  ●この商品の購入で9ポイント獲得!!
  ●クレジットカード支払いで"さらに"カードポイントも!!
[1件]
著者久坂部羊(著)出版社講談社発売日2023年10月ISBN9784065336939ページ数234Pキーワードひとわどうおいるのかこうだんしやげんだい ヒトワドウオイルノカコウダンシヤゲンダイ くさかべ よう クサカベ ヨウ9784065336939内容紹介「老い」と「死」は誰にとっても初体験。われわれは例外なく「初心者」である。慌てふためかないためには、老いの現実を予習することだ。多くの死を看取ってきた医師で小説家の医師が、楽に老いるコツを本音で語る。安易な老い方本ではわからないアドバイスが満載。「まえがき」より老いればさまざまな面で、肉体的および機能的な劣化が進みます。目が見えにくくなり、耳が遠くなり、もの忘れがひどくなり、人の名前が出てこなくなり、指示代名詞ばかり口にするようになり、動きがノロくなって、鈍くさくなり、力がなくなり、ヨタヨタするようになります。(中略)イヤなことばかり書きましたが、これが老いるということ、すなわち長生きということです。にもかかわらず、長生きを求める人が多いのはなぜなのか。それは生物としての人間の本能であり、長生きをすればいいこともいっぱいあるからでしょう。世の中にはそれを肯定する言説や情報があふれています。曰く、「八十歳からの幸福論」「すばらしき九十歳」「人生百年!」「いつまでも元気で自分らしく」「介護いらず医者いらず」等々。そのことに私は危惧を深めます。そんな絵空事で安心していてよいのかと。思い浮かぶのが、パスカルの言葉です。 我々は絶壁が見えないようにするため、何か目を遮るものを前方に置いた後、安心して絶壁のほうに走っているのである。下手に老いて苦しんでいる人は、だいたい油断している人です。浮かれた情報に乗せられ、現実を見ずに明るく気楽で前向きな言葉を信じた人たちです。上手に老いて穏やかにすごしている人は、ある種の達観を抱いています。決していつまでも元気を目指して頑張っている人ではありません。いつまでも元気にこだわると、いずれ敗北の憂き目を見るのは明らかです。老いれば機能が劣化する分、あくせくすることが減ります。あくせくしても仕方がないし、それで得られることもたいしたものではないとわかりますから。そういう智恵が達観に通じるように思います。多くの高齢者に接してきて、上手に楽に老いている人、下手に苦しく老いている人を見ていると、初体験の「老い」を失敗しない方法はあるような気がします。それをみなさんといっしょに見ていきたいと思います。第一章 老いの不思議世界第二章 手強い認知症高齢者たち第三章 認知症にだけはなりたくない人へ第四章 医療幻想は不幸のもと第五章 新しいがんの対処法第六章 「死」を先取りして考える第七章 甘い誘惑の罠第八章 これからどう老いればいいのか※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次第1章 老いの不思議世界/第2章 手強い認知症高齢者たち/第3章 認知症にだけはなりたくない人へ/第4章 医療幻想は不幸のもと/第5章 新しいがんの対処法/第6章 “死”を先取りして考える/第7章 甘い誘惑の罠/第8章 これからどう老いればいいのか

人はどう老いるのか/久坂部羊【3000円以上送料無料】

楽天ウェブサービスセンター