YAMAHAのTA(トランスアコースティック)シリーズは画期的なギターとして注目を浴びましたが、この商品は簡単に言うとそのシリーズのシステムだけの商品ということになります。 ですので、このシステムをギターに装着すると、YAMAHAのTAシリーズのようにアンプがなくてもギターだけでリバーブやコーラスがかかった音が出て、これもYAMAHA同様、ケーブルを接続すればエレアコとしても使用できます。 ただし、これらの効果の調整をする頻度は高いので、YAMAHAのTAがそうであるように、このシステムの装着もボディサイド(側板)にコントロール部分を装着することが前提となっています。 ですので、加工は必須で、5枚目の画像のようにギターに穴を開ける覚悟が必要です(当店自作の穴あけのガイド図をお付けします) また、出力端子は一般的なエンドピンジャックで、こちらも状況によって加工が必要な場合があります。 いずれにしても、それなりに加工スキルが必要ですので、加工に自信のない方はリペアショップなどに依頼することをおすすめします。 バッテリーは充電池で、コントロール部分の裏側にセットする形になります。 充電はコントロールパネルにUSB端子があり、ここにUSBケーブルを接続して充電します。 充電状態や電池の消耗具合などはコントールパネルのLEDで確認できます。 なお、このシステムはDOUBLEという中国のメーカーですが、日本のパーツメーカーで有名なHOSCOも取り扱っているメーカーですので(この品は扱っていませんが)、訳の分からないメーカーとは違います。 また、このシステムの原理ですが、ピエゾピックアップがギターの振動を拾い、それをプリアンプでエフェクトを掛け、裏板に設置したアクチュエーター（加振器）にその信号が送られエフェクトが掛かった音がギターから出るという仕組みです。 なお、本品にはマイクの音量調整つまみがありますが、マイクの音はエンドピンジャックからのみ出力され、エレアコとして使用した時のみピエゾとマイクの音をミックスして出力されるという仕様になっています。 楽天市場はサイトの規定により外部サイトのURLを張り付けることはできませんので、文字の説明になりますが、YouTubeでDOUBLE S1を検索するといくつかヒットします。 中には商品の機能説明だけでなく、装着の仕方まで説明されていて、ほとんどの説明は外国語ですが、参考になるページは多いと思います。 説明書は付属しますが、英語/中国語です。 なお、仕様の変更が一部あり、画像でグリーンに点灯しているインジケーターがあると思いますが、現在はこの部分にUSB端子がドッキングして、インジケーター+ USB端子という構成に変わっています。 また、充電池は画像のものと異なる場合があります。　 本製品はリペアショップなど専門家による取り付けを前提として販売しております。 ご自身で交換された際の破損、故障などのトラブル、事故などに関しましては自己責任とし、保証致しかねますので予めご了承ください。画像をクリックすると大きな画像で見ることができます