2016年で100周年を迎えたカマカウクレレ。伝統を継承しつつ、新たな時代へと歩みを進めています。 100年以上にも及ぶ歴史を誇り、ウクレレ文化を支えてきた『KAMAKA UKULELE』。 現存するウクレレメーカーとしては、他の追随を許さないダントツの老舗メーカーです！ ウクレレの基本・基準とも言われているその音色は、世界中の多くのプレイヤーに愛され続けています。 初心者の方でも比較的扱い易く、馴染みのある“ウクレレらしい音色”は、長きにわたって伝統を築いてきた、カマカウクレレならではの音色と言っても過言では有りません。 カマカウクレレはハワイアン音楽の歴史とも言われるほど、その土地の文化と長年にわたって深く関わってきました。 創業は1916年。1世紀にも及ぶ歴史を誇る『KAMAKA UKULELE』ファクトリーは、オアフ島のホノルル市街にあります。 創始者のサミュエル・カマカの言葉に“もし楽器を作って、ファミリーの名前を付けるなら、ガラクタは作るな”という言葉の意味するように、その理念、想いは代々確実に受け継がれ、変わることなく現在に至っています。 創業当初から、最高品質の楽器を作るという彼らの強い意志で生み出されてきたウクレレの素晴らしさは、世界中のプレイヤーからの信頼が物語っています。 HF-2LDは、コンサート・デラックスモデルを基準に、ロングネック（テナースケール）仕様となったモデルです。 独立した設計となっており、ネック形状はテナーモデルとは異なり、若干スリムに作られています。 ハイグレードのハワイアンコア材を使用したデラックスモデル。装飾面にも拘りがあり、表板に施されたロープバインディング、サウンドホール・ロゼッタが高級感を感じさせます。 また、指板とブリッジにはエボニー材を使用。スタンダードモデルとの違いを、デザイン、音色共に表現しています。 ペグにはGOTOH UPT（1:4ギヤ比）が採用され、演奏性、操作性共に拘った作りです。 スタンダード・コンサートモデルとは違い、14フレットジョイント仕様となっていることから、ハイポジションでの演奏性を重視しています。 ロングスケールならではの張りがありレスポンスの良い鳴りが特徴で、音色の面でのウクレレらしさを保ちつつも、様々なジャンルの演奏に対応できるようになっています。特にソロを主体とした演奏に特化したモデルと言えます。 デラックスシリーズは、より精度の高いファインチューニングがなされており、上品なデザインにふさわしい音色の華やかさが特徴です。 2000年代以降に発表された比較的新しいモデルですが、その時代の音楽に合った楽器製作にもカマカは積極的に取り組んでいます。 現在、100年以上にも及ぶ歴史を歩み、ハワイのウクレレ文化を育んできたカマカ。代々受け継いできた技術と想いで生み出された渾身の1本です！ 【KAMAKA HF-2LD 仕様】 サイズ：コンサート/ロングネック トップ：ハワイアンコア単板（デラックスグレード） サイド＆バック：ハワイアンコア単板（デラックスグレード） ネック：マホガニー 指板＆ブリッジ：エボニー ヘッド突板：ハワイアンコア（デラックスグレード） ナット＆サドル：タスク ペグ：GOTOH UPTL（プラネタリー・ギヤタイプ）※1:4ギヤ比 フレット：14Fジョイント/18F ポジションマーク/インレイ：MOP（マザーオブパール）/ドット（5,7,10,12,15） ヘッドロゴ：MOP（マザーオブパール） トップ・バインディング/パーフリング：ローズウッド/ロープパターン（ローズウッド/メイプル/コア） サウンドホール・ロゼッタ：ロープパターン（ローズウッド/メイプル/コア） ボディ・エンドストリップ：エボニー フィニッシュ（塗装）：ラッカー・グロス仕上（艶有り） 弦：KAMAKA S-1（ブラック/ナイロン） ナット幅：35mm スケール（弦長）：432mm 全長：645mm 胴長：281mm 胴幅（B）：206mm 胴幅（T）：153mm 胴厚：70mm 重量：0.54kg ※オリジナル・ハードケース付 付属品：純正ハードケース、正規保証書 問い合わせフリーダイヤル:0120-37-9630