＜p＞数字と現場を結びつけて意思決定をすることで、＜br /＞ 数字が意味をもち、現場を語るようになり、＜br /＞ さらに予測の数字などにも魂が入ってくるのだ。＜/p＞ ＜p＞仕事の数字の話は経理や財務の人に頼りっきり。＜br /＞ これでは、いけない。＜br /＞ 経理・財務が専門家ではない、企画・営業・研究開発・製造などを担当している方々も、経営に関係する数字の活用方法を「ざっくり」理解しておくことが重要だ。＜br /＞ なぜなら、日々のビジネスの現場では、数字を含めたいろいろな視点からの見方を統合して、総合的に意思決定をすることが重要になるからだ。＜br /＞ ただ、会計や財務の専門用語と、ずらりと並ぶ数字に、苦手意識をもっている方も多いと思う。そこで、本書は数字の専門家ではないビジネスパーソン、リーダーが、経営に関係する数字のポイントをわかりやすく学べるように3つの仕掛けがしてある。＜br /＞ 1つ目は、数字の専門家ではないビジネスパーソン、リーダー向けに、経営に関係する数字の中でも、重要な点に絞ってまとめている。＜br /＞ 2つ目は、財務会計8テーマ、ファイナンス8テーマ、管理会計6テーマの合計22のテーマを取り上げている。学ぶポイントを、ビジネスの現場に即してイメージできるよう、テーマに関係するストーリーとその後日談を掲載。各テーマの文章の中で、特に重要なポイントには下線や点線を引いて、見逃さないような工夫も。各テーマの最後には重要なポイントを箇所書きにし、復習や再確認に役立つ。＜br /＞ 3つ目は、内容を理解しイメージしやすくするために、具体例を数多く取り上げている。各テーマの中で様々な企業の事例を取り上げるとともに、テーマごとに1つ、2つほど実際の企業をベースにしたケースを掲載。本書は、具体的な事例を用いて、ビジネスの現場と経営の数字を結びつける実践力を養える。＜/p＞ ＜p＞【主な内容】＜br /＞ はじめに＜br /＞ 【基礎知識】アカウンティングとファイナンスの違いと一体化＜br /＞ 第1章　財務3表から企業の状況を読む【財務会計】＜br /＞ 　1　貸借対照表から何がわかるのか＜br /＞ 　2　損益計算書から何がわかるのか＜br /＞ 　3　キャッシュフロー計算書から何がわかるのか＜br /＞ 　4　IFRSと日本の会計基準の違い＜br /＞ 　5　ROE、ROAから何がわかるか＜br /＞ 　6　収益性と効率性を読み解く＜br /＞ 　7　安全性と成長性を読み解く＜br /＞ 　8　株価をベースに評価するEBITDAマルチプル、PER、PBR＜/p＞ ＜p＞第2章　これだけで大丈夫！　ファイナンス入門＜br /＞ 　1　金利とリスク、割引率と現在価値　ファイナンスに不可欠な考え方1＜br /＞ 　2　資本コストとWACC、ハードルレート　ファイナンスに不可欠な考え方2＜br /＞ 　3　フリーキャッシュフローとは　自由に分配できるキャッシュフロー＜br /＞ 　4　NPVとIRRーー投資プロジェクトの評価方法＜br /＞ 　5　最適な借入の水準（最適資本構成）＜br /＞ 　6　配当と自社株買いは株主還元。どちらを選択？＜br /＞ 　7　買収金額の評価＜br /＞ 　8　企業に対する調査「デューデリジェンス」＜/p＞ ＜p＞第3章　業績管理と意思決定のための数字の活用【管理会計】＜br /＞ 　1　変動費、固定費と損益分岐点＜br /＞ 　2　アウトソーシングとシェアードサービス、どちらを選択？＜br /＞ 　3　ABCは正確なコスト計算のための間接費の割り振り＜br /＞ 　4　予算はトップダウン？　積み上げ？＜br /＞ 　5　ROE、ROIC…どの財務目標がよいのか？＜br /＞ 　6　重要業績指標KPIはどう決める？＜/p＞ ＜p＞参考文献＜/p＞画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。