ワイン名 Tenuta Ripalte Bianco Riparte 2014 Costa Toscana Vermentino I.G.T. 産国 イタリア、トスカーナ州エルバ島 産地呼称 コスタ・トスカーナ・ヴェルメンティーノ IGT 生産者 ファットリア・デッラ・リパルテ 醸造責任者 　ピエルマリオ・メレッティ・カヴァラリ氏 品種 ヴェルメンティーノ90％、プチマンサン10％ 醸造 アルコール度 12．5％ 容量 750ml 年間生産本数 25，000本 タイプ 白ワイン、辛口 サービス 11℃〜13℃。 now 〜 2025 保存方法 保存する場合は紫外線を避け、冷暗所に。 　　潮のミネラルが絶品！ エルバ島のワイン ヴェルメンティーノ種はイタリアではサルデーニャ、トスカーナ、リグーリアで栽培が多く、この3州を称してヴェルメンティーノ・トライアングルと呼ぶ人もいる。そのトライアングルの中に位置するエルバ島。このエルバ島がヴェルメンティーノの原産地とされながらD.O.C.の原産地呼称がないのが不思議？？？ 畑はティレニア海を見渡せる標高180mの高台にあり、1haあたり5600本の植樹率、ヘクタールあたり約6トンのぶどうを収穫する。 エルバ島のワインの特徴である緻密で洗練された豊潤な味わい。そしてエレガントな酸と、なによりも花崗岩土壌とティレニア海の影響を享受する潮のミネラルと後味に感じるアーモンドのような心地よい苦味のバランスが絶妙です。 　 醸造を担当するのは、3大ボルゲリワイン、サシカイヤ（サングイード）、オルネライヤと並んで世界的に著名なスーパートスカーナワイナリーであり、ボルゲリのパイオニアの一つでもあるポデーレ・グラタマッコで30年間ディレクターとして活躍したピエルマリオ・メレッティ・カヴァラリ氏。スーパートスカーナの創設者でもあり、ゴッドファーザーと呼ばれた人物で、ボルゲリの次に来るワイン産地はエルバ島であることを確信しエルバ島のワインの高品質化を目指しています。　 ティレニア海から西に周囲12kmの海岸を持つエルバ島に最大の所有地を持つ歴史あるワイナリー。 当主・オスカー・トルバーはトスカーナ地方のリボルノからピサにかけてあらゆる事業を行っていた実業家でしたが彼の情熱は農業とりわけワイン造りにあり1889年から1906年にかけて4つの畑を買い取りワイン事業を始めました。そのワインに最も適した土地で1910年には最大3000樽のワインを生産していました。 しかし、このワイナリーをイタリアの有名実業家アンベルト・クインタバレに売却しました。 クインタバレは島に野禽が多いことに注目しリゾートと狩猟、そしてワイン造りをオーガナイズしたアグリツーリズモとして経営を多角化。 現在、クインタバレの娘ルイザとその夫、マルキス・ニッコロはオスカー・トルバーの最初のスピリットを受け継ぎワイン造りに情熱を捧げています。 リパルテワイナリーは2010年に建設されました。有名な建築家でデザイナーのトビア・スカルパの設計・デザイン。シンプルさ、機能性、風景への一体化は、このプロジェクトの3つの特徴です。エルバの自然・風景を利用し溶け込むように平行六面体で、近隣の鉱山のアーキテクチャを連想させます。 この建物の3つのポイントは、動線移動は論理マッチしたものとなっています。 ワイナリーの屋根は大きなテラス。テラスには周囲のブドウ畑と島の海岸の素晴らしいパノラマビュー。 そして、このワイナリーは実に良くデザインされています。すべての生産ステップには独自のスペースと論理的なルートがあります。 ワイナリーを見学・訪問する方はこのルートに従って進みます。ワイン造りのサイクルを見学し、テイスティングに専念するホールに続き、直接ワイン販売のための小さなお店で終わります。 アグリツーリズモの一翼を担うワイナリーです。