地方自治法60周年を記念して発行された、各県のバイカラークラッド貨です。 バイカラークラッド貨とは、2種類の異なる金属を君合わせる「バイカラー」と、異なる種類の金属板で挟み込む「クラッド」をあわせた技術を用いた硬貨です。 ○ 中尊寺金色堂新覆堂と毛越寺曲水の宴をデザインしています。 ※金色堂覆堂：金色堂全体を覆い風雨等から保護するため、正応元年（1288年）に建設されたのが始めとされており、現在の覆堂（新覆堂）は昭和40 年に建設された。なお、室町時代中期に建設されたとさ れる旧覆堂も現存しており、国の重要文化財に指定されている。 ※毛越寺曲水の宴：毎年5月第4日曜日に毛越寺浄土庭園において開かれ、平安時代さながらの衣装を身に付けた歌人達が遣水の水辺に座り和歌を詠み合う。同寺の遣水は、浄土庭園の発掘調査中に往時の 姿のままに発見されたものであり、平安時代の遣水の遺構としては希少なものとされる。