三国志の劉備、関羽、張飛の3人が義兄弟の契りをかわす最も有名な場面が「桃園の誓い」です。 三国志の舞台となる蜀の国、現在の四川省で大変有名な特産品が「蜀錦」です。 蜀錦は天然のシルクを熟練の職人が丁寧に編み上げ、刺繍を施した非常に繊細で美しい絹織物です。 2000年以上昔から作られ、中国では最高級の工芸品として珍重されてきました。 三国志の時代には諸葛孔明が戦争の資金を作る為にこの蜀錦の生産に力を注いだと言われています。 この蜀錦で三国志の3人の主役劉備、関羽、張飛を描いたのがこの掛け軸です。 京劇で演じられる3人のお面を絵柄としており、歌舞伎等にも通ずるその特徴ある姿は大変興味深く芸術性も高いものです。 四川省の省都である成都の熟練した職人が1つ1つ作り上げた正真正銘の蜀錦ですので コレクションアイテムとしての価値も高くなっています。数に限りがありますので是非お早めにお求めください。