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■高砂人形 木目込 正絹鳳凰1号 芳俊作
高砂人形 木目込 正絹 鳳凰1号 芳俊作 頭作家: 熊倉聖祥 高さ:約19cm 化粧箱入高砂人形の由来 祝言物として有名な「高砂」は、世阿弥作の能の名曲です。物語は、九州阿蘇の宮の神主友成が高砂の浦で松の下を清めている老夫婦に出合い、“高砂”、“住吉”という二本の名木とされる松が「相生の松」と称されるいわれを聞くというものです。この老夫婦が尉(じょう)と姥(うば)で、高砂、住吉の松の精なのです。「高砂」は、昔から祝儀の席でうたわれています。祝言の席でも、『高砂や、この浦舟に…』と、うたわれてきました。この尉と姥を、長寿の夫婦の象徴として嶋台にのせたものが高砂人形です。