第二次大戦においてドイツ軍があらゆる戦線で連絡や偵察、兵員輸送などに活用し、空軍でも搭乗員や将兵の足として使用されたキューベルワーゲンのプラスチックモデル組み立てキットです。全長約8cmの小さなモデルですが、車体側面のプレス模様を始め、前後シートの質感表現や立体感あふれるメーター周りなど、ディテールの良さは大型モデルに引けを取りません。またリヤサスペンションはシャーシと一体にするなど、組み立てやすさも重視した設計です。このキットの見所はなんといっても2体の人形。大戦中期以降によく見られたツーピース型の飛行用防護服を着用、出撃前に打ち合わせを行うパイロットからは、出撃前の緊張感も伝わります。またマーキングは陸軍所属車輌1種類に加え空軍所属車輌3種類をセット。1/48スケールの飛行機モデルと組み合わせれば、これまでにない情景作りの展開が始まります。