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■二度死んだ母のこと。 [ 高橋一起 ]
高橋一起 作品社ニド シンダ ハハ ノ コト タカハシ,イッキ 発行年月:2009年05月 ページ数:241p サイズ:単行本 ISBN:9784861822490 高橋一起(タカハシイッキ) 1941年、広島市生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部 どう生きたのか。(売られそうになった少女。/キリスト教と尿取りパッド。/ゴキブリもニワトリも素手で殺す。/劇的な結婚から生まれた劇的な闘争。/神を苦笑させた人。/両親の内部で炸裂した二発の原子爆弾。)/第2部 どう死んだのか。(不良老年。/生存本能が萎縮する。/二人のオシッコもらし。/母は生卵を呑み、そして…。/急転。/う、ま、く、い、く、か、ら、ね。) 悠々自適の老後は、天敵のいない島に棲む鳥に似て、母をしだいに飛べない鳥にしていった。肉体の死の前に訪れる精神の死。しかし、その死を超えたときに浮かび上がった「人生とは何のためにあるのか」という真実。97年目に明かされた笑って人生を終える方法とはー。 本 人文・思想・社会 歴史 伝記(外国)