じっぴコンパクト文庫 浅井建爾 実業之日本社キミョウナ ケンキョウ ロクジュウニ ノ フシギ アサイ,ケンジ 発行年月：2015年07月 ページ数：239p サイズ：文庫 ISBN：9784408456508 『知らなかった！驚いた！日本全国「県境」の謎』加筆・修正・改題書 浅井建爾（アサイケンジ） 地理・地図研究家、日本地図学会会員。青年時代に自転車で日本一周旅行をしてから、地図や地名に深い関心を持ち、地理をテーマにした執筆活動を始める（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 1　「廃藩置県」から「四十七都道府県」の成立へ（明治維新が「県」を生んだー新政府の樹立で行政区分の再編に動き出す／「府藩県三治制」で三府四十一県が成立ーさらに「廃藩置県」で三府三百二県に　ほか）／2　県境に秘められた歴史（実は徳島県だった淡路島ー兵庫県への編入は「稲田騒動」が原因か？／静岡県になりたくなかった伊豆ー熱海市の一部は神奈川県だった　ほか）／3　なぜそこに県境がある？（瀬戸内海の小島になぜ県境がある？ー漁業権をめぐる縄張り争いが発端／出羽国の中にある陸奥国ー県名が五回も変わった秋田県鹿角郡　ほか）／4　日本縦断　県境をめぐる争い（リフトの建設計画が蔵王山の県境紛争に発展ー県境未定地の認識がなった山形県と宮城県／県境を確定させた中海の干拓と米子空港拡張ー江戸時代から境界はうやむやのままだった　ほか）／5　県境未定地の謎（県境未定地は全国にどれだけある？ー県境、市町村境ともすべて確定しているのはたったの十県／青森と秋田の境界に横たわる十和田湖の県境はどこ？ー養殖漁業の免許取得から発生した県境問題　ほか） 「県境」は、単なる行政上の境界線かと思いきや、この曲がりくねった、あるいはまっすぐ、時には消えてしまっている（！）一筋の線が引かれるまでには、全国各地で悲喜こもごものドラマが繰り広げられてきました。なぜそこが県境なのか？誰が、何を基準にして決めたのか？そこに「政治的な思惑」はありやなしや？あなたの住む地域にもきっとある「県境の謎」。思わずだれかに話したくなるような、知られざるエピソード満載です。 本 人文・思想・社会 地理 地理(日本） 文庫 人文・思想・社会

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