■「自殺対策」の政策学(235) 個人の問題から政策課題へ (MINERVA 人文・社会科学叢書) [ 小牧 奈津子 ]


「自殺対策」の政策学(235) 個人の問題から政策課題へ (MINERVA 人文・社会科学叢書) [ 小牧 奈津子 ]
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個人の問題から政策課題へ MINERVA 人文・社会科学叢書 小牧 奈津子 ミネルヴァ書房ジサツタイサクノセイサクガク コマキ ナツコ 発行年月:2019年11月28日 予約締切日:2019年11月02日 ページ数:272p サイズ:全集・双書 ISBN:9784623086948 小牧奈津子(コマキナツコ) 1981年神奈川県生まれ。2014年慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科後期博士課程中退。博士(政策・メディア)。現在、慶應義塾大学SFC研究所上席所員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序章 「自殺対策」という政策課題/第1章 自殺対策の夜明け前ー精神医療従事者たちの自殺に対する問題意識と対応/第2章 社会問題としての自殺の誕生ー自死遺児による語りが果たした役割/第3章 自殺対策基本法制定後の政策過程ーライフリンクによる政策提言が与えた影響とその源泉/第4章 地方自治体における自殺対策の成果と課題ー東京都足立区を事例に/第5章 自殺予防の意味と実践の変容ー社会福祉法人いのちの電話(東京)を事例に/第6章 自殺対策基本法の改正過程に見る言説の役割ーナショナル・ミニマムとしての自殺対策へ/第7章 自殺対策の限界性ー行政による取組から、一人ひとりの主体的な関与へ/補章 イスラーム教徒の自殺抑制要因ーシリア・アレッポ大学生へのアンケート調査から これまで個人の問題とされてきた自殺は、なぜ社会の問題と捉えられ、政策上の課題となるに至ったのか。また自殺対策基本法や自殺総合対策大綱をはじめとした近年の一連の対策は、どのような過程を経て展開してきたのか。本書では、自殺対策という公共政策について一次資料や対策関係者へのインタビュー等の分析を基に検討を行い、その政策過程を描き出すとともに、対策の課題や限界性を論じる。 本 人文・思想・社会 政治 人文・思想・社会 社会 社会病理・犯罪

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