【みんなのポイント資産】43億6970万2650円相当 (本日の増減 -3万9544円) [05:40現在]
■平和のために戦争を考える (叢書インテグラーレ) [ 広島大学大学院総合科学研究科 ]
叢書インテグラーレ 広島大学大学院総合科学研究科 眞嶋 俊造 丸善出版ヘイワノタメニセンソウヲカンガエル ヒロシマダイガクダイガクインソウゴウカガクケンキュウカ マシマシュンゾウ 発行年月:2019年01月10日 予約締切日:2019年01月09日 ページ数:192p サイズ:全集・双書 ISBN:9784621303559 眞嶋俊造(マジマシュンゾウ) 広島大学大学院総合科学研究科准教授。専門は倫理学、応用倫理学(特に戦争倫理学、軍事倫理、研究倫理、専門職倫理)、国際関係論。シカゴ大学(MA)、慶應義塾大学(修士)、バーミンガム大学(PhD)。北海道大学准教授を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 「戦争を考える」ということ/第2章 「平和」、「戦争」、「剥き出しの非対称性」/第3章 武力紛争の諸相/第4章 子ども兵士と「道徳的罠」/第5章 自殺攻撃の許容可能性/第6章 人質と殺害の暴力/第7章 ドローンと「倫理的」な攻撃/第8章 防衛産業と人々の保護/第9章 道徳的運と「より少ない悪」 戦争には、武装し暴力を行使できる者とそうではない者が存在し、テロや人質殺害などの悲劇的状況においても、命の価値の極端な不均衡ー「剥き出しの非対称性」が生じている。命の危機を目の前にして、なんらかの意思決定と行動を迫られる極限の状況で、「より少ない悪」を選ぶことは可能なのだろうか。本書では、戦闘用ドローンや子ども兵士など、現代に横たわる「戦争の悪」などについても取り上げる。思考と実践を繋ぐ応用倫理学の視点から、「悪」をどう考え、どう向き合うのか、平和に向けあらたな視座を提示する一冊。 本 人文・思想・社会 宗教・倫理 倫理学