■遠藤周作と探偵小説 痕跡と追跡の文学 [ 金承哲 ]


遠藤周作と探偵小説 痕跡と追跡の文学 [ 金承哲 ]
\ (税込)
  ●この商品の購入で33ポイント獲得!!
  ●クレジットカード支払いで"さらに"カードポイントも!!
[0件]
痕跡と追跡の文学 金承哲 教文館エンドウシュウサクトタンテイショウセツ キムスンチョル 発行年月:2019年03月27日 予約締切日:2019年02月28日 ページ数:370p サイズ:単行本 ISBN:9784764274334 金承哲(キムスンチョル) 1958年、韓国・ソウル生まれ。1981年高麗大学理学部物理学科卒業。1984年、韓国・メソジスト神学大学大学院神学研究科修士課程修了。1989年、スイス・バーゼル大学神学部博士課程修了、神学博士。専門は組織神学、宗教間対話、宗教と科学の対話。釜山神学大学教授、金城学院大学教授を経て、南山大学人文学部教授、南山宗教文化研究所所長。東京と名古屋で「遠藤周作を読む会」主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 「芸術体験」としての探偵小説(遠藤周作論の脱構築/探偵小説との出会い)/第2章 遠藤文学の探偵小説的構造(「影なき男」を読む/探偵小説作家としての遠藤周作/遠藤文学の横糸と縦糸)/第3章 なぜ探偵小説なのか(痕跡の追跡としての探偵小説/技法を問う作家ー小説家と批評家としての遠藤周作/探偵小説という技法)/第4章 遠藤文学における「痕跡の追跡」の諸相(リヨンの犯罪学者E.ロカールー遠藤の痕跡理解の淵源/神を追跡する人・人を追跡する神)/第5章 探偵小説として読む『沈黙』(フェレイラの棄教ー「出発点における不可思議性」/井上筑後守とロドリゴー「中道に於けるサスペンス」/最期の切支丹司祭ー「結末の意外性」/なぜ『沈黙』は「切支丹屋敷役人日記」で締めくくられたのか/結論の代わりにー今後の遠藤研究のための提言) 遠藤文学の根源に探偵小説あり。それは、痕跡を追跡するスリルとミステリーに満ちたもの。神を追う人間と神に追われる人間を語る遠藤文学を、新しい視点で俯瞰する! 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)

遠藤周作と探偵小説 痕跡と追跡の文学 [ 金承哲 ]

楽天ウェブサービスセンター