山下晋司 新曜社カンコウ ブンカガク ヤマシタ,シンジ 発行年月：2007年12月 ページ数：190p サイズ：単行本 ISBN：9784788510807 山下晋司（ヤマシタシンジ） 1948年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科教授。文化人類学専攻。トランスナショナリティ（越境）という視点から、観光や移住といったテーマを取りあげ、グローバル化にともなう新しい社会の展開や文化の生成について研究している（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 1　観光というテーマ（観光文化学案内／観光の誕生／観光のまなざしと人類学のまなざし）／2　観光を作り出すしかけ（情報資本主義と近代観光ー「アラウンド・ザ・ワールド」から「エキゾチック・ジャパン」へ／メディアと観光ー「太平洋の楽園」ハワイと「南国」宮崎におけるイメージの構築／観光は持続可能かーリゾート開発から常在観光へ／観光化される毛沢東ー中国観光を作り出すしかけ／オーロラ、サンタクロース、サーミ人ー北欧の背うニックツーリズムと先住民族の自己表象）／3　観光が作り出す文化（“楽園”の創造ーバリにおける観光と伝統の再構築／観光と宗教の活性化ーインドネシア・バリを中心に／ふるさとを演じるー遠野におけるノスタルジアと伝統文化の再構成／ディズニーランドの巡礼観光ー元祖テーマパークが作り出す文化／イヌイト・アートー「芸術＝文化システム」の関係で）／4　新しい観光のトレンド（ヘリテージツーリズムの光と影ー世界遺産アンコールをめぐって／ロングステイツーリズムー第2の人生は海外で／メディカルツーリズムーシンガポールとタイの事例から／エコツーリズムのアイロニーーマレーシア・サバの森と海から／アフリカに森の学校をー自然保護と地域振興のはざまにあるエコツーリズム） “観光”をよむ、“時代”をよむ。観光はいかに生成され、消費され、影響を与えるか。観光がもたらす時間・空間・モノ・経験から現代社会を展望。 本 旅行・留学・アウトドア 旅行