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■新しい世界のかたち 黒人の歴史文化とディアスポラの世界地図 [ キャリル・フィリップス ]
黒人の歴史文化とディアスポラの世界地図 キャリル・フィリップス 上野直子(英語学) 明石書店アタラシイ セカイ ノ カタチ フィリップス,キャリル ウエノ,ナオコ 発行年月:2007年11月 ページ数:450p サイズ:単行本 ISBN:9784750326726 フィリップス,キャリル(Phillips,Caryl) 1958年カリブ海のセント・キッツ生まれ。生後まもなくイギリスに移住。現在まで、ブッカー賞最終候補に残ったThe Nature of Blood(1997)、PEN/Beyond Margins Award受賞のDancing in the Dark(2005)をはじめとする8作の小説があり、作品は主要なヨーロッパ言語に翻訳されている。3作のノンフィクションがある他、作品集の編集も手がけている。現在はニューヨークとセント・キッツを主な居住地としながら、大西洋を行き来している 上野直子(ウエノナオコ) 獨協大学外国語学部英語学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 日本語版序文 エグザイルのたのしみ/序章 新しい世界のかたち/合衆国(人種という重荷/リチャード・ライト『アメリカの息子』 ほか)/アフリカ(アフリカからの特電/アマドゥ・ハンパテ・バー『ワングランの不思議』 ほか)/カリブ(故郷喪失の恵み/セント・キッツー一九八三年九月十九日 ほか)/英国(小さな荷物/イグナティウス・サンチョー黒いイギリス文人 ほか)/終章 帰属への「大いなる不安」 わたしは何者なのか。なぜここにいるのか。英国・アフリカ・カリブ・合衆国からなる「黒い大西洋」。その複雑な歴史文化をみつめるポストコロニアル文化批評は、私たちの「今とここ」をも問い返す。“われわれの時代の文学の巨星”、待望の本邦初訳。 本 旅行・留学・アウトドア 地図 人文・思想・社会 文学 その他