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■幕末・明治期の巷談と俗文芸 女盗賊・如来の化身・烈女 [ 神林 尚子 ]
女盗賊・如来の化身・烈女 神林 尚子 花鳥社バクマツメイジキノコウダントゾクブンゲイ カンバヤシ ナオコ 発行年月:2023年03月15日 予約締切日:2023年02月01日 ページ数:712p サイズ:単行本 ISBN:9784909832733 神林尚子(カンバヤシナオコ) 1981年生。2022年、博士号(学術・東京大学)取得。現在、鶴見大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 巷談研究という視点ー問題設定と研究史の整理/第1部 ちょんがれ「鬼神のお松」の展開(門付芸能「ちょんがれ」攷ー芸態と内容の変遷/「鬼神のお松」の原型ー薄物唄本の諸本/歌舞伎への登場ー部分的「趣向」から「世界」へ ほか)/第2部 「お竹大日如来」伝承と俗文芸(起源の考証(一)ー江戸の名主佐久間家・馬込家との関わりを中心に/起源の考証(二)ー江戸出開帳と出羽三山信仰をめぐって/江戸文人の見た「お竹大日」伝承ー日記と考証随筆を中心に ほか)/第3部 「烈女おふじ」像の生成と展開ー「烈女の時代」としての幕末・明治(「烈女おふじ」像の生成ー風聞の流布と成長/明治前期の展開ー漢文体伝記と和文の女訓/『女学雑誌』とその時代ー「忠貞不二秘録」をめぐって ほか) 伝承の起源と展開をたどる。風聞や伝説から生じる巷談は、戯作や歌舞伎、講談、落語などの文芸・芸能とどのように関わり合っているのか。“鬼神のお松”“お竹大日如来”“烈女おふじ”ー三つの題材から実例を丹念に検証。流動し変容を続ける巷談の実体に迫る! 本 エンタメ・ゲーム 演劇・舞踊 演劇