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■フランス16世紀における抵抗の諸相 [ 高橋薫 ]
高橋薫 水声社発行年月:2020年10月26日 予約締切日:2020年10月23日 ISBN:9784801005143 高橋薫(タカハシカオル) 1950年、東京都に生まれる。筑波大学大学院文芸・言語研究科博士課程単位取得退学。中央大学名誉教授。専攻、フランス十六世紀研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1 フランス十六世紀文学と思想(大革命前後におけるフランス十六世紀文学の受容ー『アナール・ポエティック』と『コレクシオン・ペラン』/シュロー・デュ・ロジエ、改宗の弁、再改宗の弁/十六世紀の世紀末悲劇『クロリンダ』 ほか)/2 ドービニェの著作をめぐってー散文篇(ドービニェの自伝をめぐってーアンボワーズ陰謀事件/『詩篇瞑想』ー原典と逸脱/『サンシー殿のカトリック風懺悔』ー語りと世界 ほか)/3 ドービニェの著作をめぐってー韻文篇(『ディアーヌに捧げる犠牲獣百頭』ー事実と表現/『悲愴曲』初版ー再版間の異本文について/ドービニェ詩の語彙をめぐってーある「イメージ形成語群」) 宗教戦争期の詩人・宗教人・知識人は、支配的理念と、いかに格闘したのか。混迷の時代に生きた詩人・歴史家のアグリッパ・ドービニェの韻文・散文作品をはじめ、デュ・ロジエ、コキーユらの著作を考証し、近世中心主義の読解を批判し、十六世紀人の心性をたどる。著者の積年の研究の集大成。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(外国)