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■教育学のパトス論的転回/岡部美香/小野文生【1000円以上送料無料】
著者岡部美香(編) 小野文生(編)出版社東京大学出版会発売日2021年05月ISBN9784130562324ページ数492,9Pキーワードきよういくがくのぱとすろんてきてんかい キヨウイクガクノパトスロンテキテンカイ おかべ みか おの ふみお オカベ ミカ オノ フミオ9784130562324内容紹介暗黙のうちに,教育は「より有能な」「より強い」人間を求め,合理性による支配・システムへの順応・交換価値を次代の子らに刷り込んできたことはないか.人間の「弱さ」から発想を転換すると見えてくるほのかな希望の教育学をめぐり,教育人間学を主導する一線の研究者たちがいま企てる,試みの論集.※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次序章 教育学のパトス論的転回のために/第1章 「啓蒙の弁証法」を生きる?「祈りとしての啓蒙」と「相互生成」/第2章 木村素衞におけるイデアと救済/第3章 蒙を啓くパトス/“蒙”に開くパトス/第4章 パトスをめぐる啓蒙と野蛮の反転交錯?アドルノによるボルノウ批判の再検証/第5章 「存在の謎」から人間形成を語り直す地平を求めて?フランクルの主題“意味/受苦”を軸として/第6章 経験とパストのむすぼれをめぐる思考?アーレントとアガンベンとともに/終章 ロゴスに根づくパトス、そして、ヴェルブムに息吹くパトスへ