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■【中古】 日本戦歿学生の手記 きけ、わだつみの声/沼田曜一,原保美,高原駿雄,関川秀雄(監督),伊福部昭(音楽)
沼田曜一,原保美,高原駿雄,関川秀雄(監督),伊福部昭(音楽)販売会社/発売会社:東映ビデオ(株)(東映ビデオ(株))発売年月日:2011/11/01JAN:4988101160174あゝ!肺腑をえぐる一千萬人の慟哭 ビルマに散った若き魂泥濘のビルマ戦線を血に染めて、若き学徒兵の魂は丘を越え森を抜け、海原を渡って祖国へ還る!平和への祈りをこめて放った戦争映画、不朽の名作。この作品は1949年、東大出版部で編集、出版され全日本人を感動させた戦歿学生の手記「きけ わだつみのこえ」に盛り込まれた崇高なヒューマニズムを描いた意欲大作。ビルマ・インパール作戦に参加し、泥濘のビルマ戦線に飢えと疲労にさいなまれながら敗走に敗走を続ける学徒兵の血の叫びを痛切に抉った戦後初の戦争映画。ジャン・タルジューの詩の一節、「死んだ人々は還ってこない以上、生き残った人々は、何が判ればいい?」を捧げて映画は始まる。公開されたのは朝鮮戦争勃発迫る1950年6月、大ヒットして“珠玉の反戦映画”との世論を得た名作である。終戦間近のビルマ戦線で牧見習士官と学生時代の恩師・大木二等兵は偶然出会う。二人は奇遇を喜ぶが、それも束の間、迫る連合軍に柴山大隊は転進の師団命令が出る。傷病兵を置き去りにして出発する柴山大隊。残された傷病兵は次々と自決していく中、転進する柴山少佐は岸野中尉と逃亡してしまう。寮歌を歌い白旗かざして硝煙の中を進む兵士たちが轟然たる爆発とともに消えていく地獄絵のような光景の中で、大木は瀕死の牧を抱えて真のモンテニューの精神を語る…。構成を八木保太郎、脚本を舟橋和郎が担当、監督は関川秀雄が当たり、沼田曜一、伊豆肇、信欣三、原保美、河野秋武、杉村春子らが迫真の演技を展開している。二十露出による死者の行進に荘厳な音楽が奏でられるラストシーンは見る人たちの心に戦争の悲惨さと平和を強く訴えた感動大作である。(昭和25年6月公開 東映京都作品)