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■ランナーのカラダのなか 運動生理学が教える弱点克服のヒント/藤井直人【3000円以上送料無料】
著者藤井直人(著)出版社小学館発売日2023年10月ISBN9784093115483ページ数159Pキーワードらんなーのからだのなかうんどうせいりがく ランナーノカラダノナカウンドウセイリガク ふじい なおと フジイ ナオト9784093115483内容紹介運動生理学が初めて明かすランニングの正体 運動生理学とは、運動中に体内で起こる化学反応、現象、影響、状態を追求する研究。その観点を一般実用書として初めてマラソンに持ち込み、ランナーたちの弱点や能力向上のヒントを探った、意欲的なランニング強化本。*フルマラソンのような長距離を暑いなかでぶっ続けで速く走れるのは、人間だけ。なぜなら、ヒト以外の動物は、体温調節ができないから。*つまり、ヒトだけが、暑熱下で長時間の運動ができるという能力を持っている。それを可能にしている理由のひとつは、汗をかき、外に熱を逃すことができる「放熱」の機能を持っているから。本書では、上記のようなヒト特有である長距離ランナーの能力を、運動生理学の観点から紐解いていきます。カラダのなかでなにが起こり、どう変化し、どう影響するのか? そして、それに対し、長距離を効率よく走りきるために、どのような対策をすべきなのか? 何度もマラソンを経験しているのになぜか記録が伸びない、ケガが絶えない、レース調整がうまくいかない、トレーニングメニューが自分に合っているのかわからない・・・・。そんな悩める市民ランナーの「もっと走りたい」情熱に、必ず寄り添える一冊です。 【編集担当からのおすすめ情報】 【著者について】藤井直人(ふじい・なおと)筑波大学 体育系 助教。博士(学術)。専門分野は運動生理学。1981年6月24日大阪府生まれ。筑波大学体育専門学群卒業。大学在学中は陸上競技部に所属。その経験を活かし、運動時の呼吸・循環・体温調節に関する運動生理学的研究を数多く行っている。さらに筑波大学体育系の特色を活かし、競技パフォーマンス向上のためのスポーツ科学研究も進めている。これまでの研究成果はThe Journal of Physiology やMedicine & Science in Sports & Exercise といった運動生理学・スポーツ科学分野の一流雑誌を含め、国際誌に170報以上掲載されている。アメリカとカナダでの海外留学の経験を活かし、複数の国の研究者と共同研究を精力的に進め、国際的な賞も複数受賞している。中身を一部抜粋して紹介【基礎知識】・走ると息が切れるのはなぜ? 呼吸調節のしくみ・走ると汗をかくのはなぜ? 体温調節のしくみ【ラントレの効果】・体重増加が気になる・・・・ランナーの筋トレは有効なのか?・暑さでうまく走れない・・・・夏のラントレの正解は?(暑熱順化)・スポーツドリンクが水分補給に適しているのはなぜ?・筋肉痛の正体とは?【レースの生理学】・レース当日に朝練は必要か?・キプチョゲ選手のスペシャルドリンクの中身って?・人の後ろについて走るとラクなのはなぜ?・天気とランナー※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次第1章 カラダのなかの基礎知識(外から得た物質を体内で交換!そもそも「代謝」ってなに?/乳酸は疲労物質ではない? ほか)/第2章 ラントレの効果に関する疑問(“悲報”毎日ジョギングするだけでは速くなりません/総合的な有酸素能力の指標!最大酸素摂取量を向上させるには? ほか)/第3章 レースマネジメントに役立つ生理学の知恵(トレーニング時よりも強くなる!生理学的ベストコンディションとは?/午後にスタートする場合 レース当日に朝練は必要か? ほか)/第4章 ランナーの都市伝説的あるあるを検証したい!(安静時心拍数が低いほうが長距離走には有利なの?/「スピード持久力」というものは実は存在しない!? ほか)