■キカラスウリ(黄からすうり)の種20粒


キカラスウリ(黄からすうり)の種20粒
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1袋に20粒以上の種が入っています。 種は冷蔵庫で密封保管していますので、発芽率は80%以上あります。(当店で毎年春に苗を作っています。) (種まき) 種まきは果実ができる12月頃から春の5月頃までにしますが、発芽は5月下旬以降の暑さが感じられるようになってからになります。ビニールハウスなどで早めることは可能です。 (植え付け) 水はけのよい乾燥しない肥沃な日当たりが適しています。 腐葉土などの有機質を土に混ぜ込んで、植えつけます。つる性の植物ですからつるを巻きつけるフェンスやパーゴラなどが必要です。 つる性の多年草(塊根)で春に花を咲かせ秋〜冬に実がぶら下がります。雄雌異株で夜に開花して蛾が交配するとされています。実をつけるためには雌雄2株が必要です。 (お支払いが代引き以外で かつ日にち指定や時間帯指定の無い場合は、メール便でお送りいたします。)カラスウリ 【分類】ウリ科カラスウリ属 『雌雄異株つる性宿根草』 【学名】Trichosanthes cucumeroides 【原産】本州、四国、九州、中国 【別名】玉章(たまずさ)・ツチウリ・キツネノマクラ・ヤマウリ 【開花期】夏 【利用】フェンス、遮光用ネット、薬用、果実を観賞用に 秋から冬に赤い実をつけてよく目立つので、よく知られています。 花は夏の夜に開花するので、花を見るには日が暮れてから見ることが必要です。受粉はスズメガ等の夜行性のガの仲間が行いますから、夜でもよく目立つ白い花を咲かせます。 特に雄株はよく目立つ花をたくさん咲かせます。 上の写真は雄花です。雄花は雄株に咲き、つぼみの塊ができ、夜に夜に開花していきます。花は日暮れから咲き始め太陽が沈んでから開花します。写真は09年8月14日20時。 翌朝になるとしおれてしまいます。写真は09年8月15日9時。 雌花は雌株に咲き、花の元には小さい実ができています。花は御株のようにたくさん咲きません。   結実すると花の元にあるふくらみは大きくなり緑の実が出来ます。 秋になると実は赤くなります。実の中には種があり、変わった形をしています。打ち出の小槌に似ているので、財布に入れておくとお金がたまるとか、結び文に似ているとか言われています。 種をまいてもよく発芽しますが、雌雄別株の植物ですから、開花するまで区別できません。開花するまで3年くらいかかるようです。 秋に実を付けたつるは冬には枯れてしまいますが、根元の太い部分は残って太くなっていきます。 地中には大きい芋が出来て毎年大きくなります。上の写真のものは端から端まで30cm位あります。 近縁種(カラスウリ節)には根が長く伸びる「ケカラスウリ」Trichosanthes rostrata Kitam.(大隅半島〜琉球に分布)、葉の丸い「ムニンカラスウリ」Trichosanthes boninensis Nakai ex Tuyama(小笠原特産)があります。 またキカラスウリ節には、大型の「キカラスウリ」Trichosanthes kirilowii、「オオカラスウリ」Trichosanthes bracteata、「モミジカラスウリ」Trichosanthes multilota、「リュウキュウカラスウリ」Trichosanthes migagiiがあります。 近くに見られるキカラスウリは冬でもツルは枯れずに直径20mm位の太いツルになり、10m以上の高いところまで生長して大きい実をつけています。 キカラスウリ   【分類】ウリ科カラスウリ属 『雌雄異株つる性宿根草』 【学名】Trichosanthes kirilowii Maxim. var. japonica(Miq.) Kitam. 【原産】本州、四国、九州、中国 【別名】玉章(たまずさ)・ツチウリ・キツネノマクラ・ヤマウリ 【開花期】夏 北海道南部から九州に自生し葉は切れ込みが入ったハート型で、夜にカラスウリに似た花を咲かせます。 冬でもツルは枯れずに直径20mm位の太いツルになり、10m以上の高いところまで生長して大きい実をつけています。 塊根は大きくなり、漢方薬に使用されます。 関西地方では赤いカラスウリと比べると分布はまれです。まれに見つけることができます。 他の植木などにまぎれて持ち込まれたものかもしれません。 普通の赤いカラスウリとの違いは、 1. 全体に大振りで、多くは木の高いところに実をつけることが多い。 2. 実や地中にできる塊根も大きい。 3. ツルは1年で枯れずに主となる部分は木質化して太くなる。 4. 種子の形は普通のマメ科植物のようで、赤いカラスウリのような特異な形ではない。 などです。 10年以上かけて大きくなった株はある年非常に多くの実をつけることがありますが、その翌年には枯れてしまいます。 増殖は普通実生で行いますが、発芽はカラスウリが6月ころなのに比べてさらに遅く7月中〜下旬になります。

キカラスウリ(黄からすうり)の種20粒

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