◆セージ全般の説明セージはシソ科サルビア属に属しサルビアの仲間になります。学名に付く[Salvia]はラテン語で「治癒する」を意味するSalvereに由来します。 セージ類は大きく分けて、メディカル用と観賞用があります。 メディカル用の多くにはメディカルを意味する [Salvia officnalis]という学名が付けられています。これらの品種は、古くから料理やお茶などに利用されてきました。 メディカル用セージ類には変種や栽培種が多く有ります。葉の色が黄色のゴールデンセージや紫がかったパープルセージ、緑色とクリームと赤色の3色の混じったトリカラーセージ、また葉の形や大きさもいろいろなものがあり、大変美しい品種が多いです。 また、 [Salvia officnalis]ではありませんが、クラリセージ[Salvia sclarea]、スパニッシュセージ[Salvia lavandulaefolia]がメディカル用のセージに分類されます。 観賞用のセージは、学名が [Salvia officnalis]ではなく[Salvia ○○○]となります。厳密にはセージ類と言うよりは、サルビア類と言う方が正しいのかもしれませんが、古くからセージの名がつけられているため、当店でもセージ類に分類をしています。 なお、エルサレムセージ(シソ科フロミス属)、ロシアンセージ(シソ科ペロフスキア属)は、シソ科サルビア属とは全く別のものになりますが、全体にセージに良く似ている為に「セージ」の名が付いたと思われます。これらの品種も当店ではセージ類に分類しています。 【栽培のポイント】 乾燥した気候で日当たりがよく、水はけが特によい石灰質の土を好みます。土の過湿が苦手で、暑さには強いです。半耐寒性なので、寒冷地では防寒に注意してください。寒さが厳しい地域では、鉢上げして温室や室内で管理してください。梅雨の時期の長雨に当たると葉が傷むことがあるので注意してください。 ■規格　　黒色ビニール9cmポット 　　　　　　※観賞用・園芸用(非食用)として薬剤の管理を行っているハーブです。 ■苗に関しての疑問、まずはこちらから.... 初めてご利用の方へ(送料やお届け数量など) 栽培の基礎知識 苗が届いてから植付けまでの手順を知りたい 病気と害虫について知りたい セージの育て方について知りたい 防虫ハーブにはどんものがありますか？ 苗の状態や種の発芽に関する保障について コンパニオンプランツについて知りたい ■その他 エルサレムセージ・ギャラリーハーブの苗 エルサレムセージ 　　　 Jerusalem sage 学　名 Phlomis fraricosa 科　名 シソ科フロミス属 種　類 多年草 原産地 地中海沿岸中部・東部 和　名 - 別　名 フロミス、キバナキセワタ 花　色 イエロー エルサレムセージはシソ科サルビア属ではなくシソ科フロミス属の仲間で、セージ類 とは全く別属の種になります。株全体にシソ科植物に多くみられる独特な芳香を持つことからセージという名がついたと思われます。 ヨーロッパの地中海沿岸地域、主にイタリアのサルディニア島より東部に分布しており、半乾燥地の日当たりのよい場所に生育しています。高さ100〜130cmほどで、よく枝分かれしてこんもりと自然に形よく茂ります。 花はゴールデンイエローで枝の先端や先端に近い節の部分に、10〜20個ずつ輪生状について咲きます。少し毛ばだっている葉の表面は灰色がかった緑色で、少しうねった葉の縁から、緑灰色の裏面が見え隠れします。独特の芳香があるため、ポプリやドライフラワーに使われます。 フロミス、キバナキセワタとも呼ばれています。 【特徴】　　 樹高・草丈： 100cm〜130cm 種類：多年草 開花時期：5月上旬〜9月下旬 温度：半耐寒性(〜-5度) 水やり：乾燥気味 日当たり：日なた 土質：肥沃な土壌