■リチャードジノリ・アガサブルーフラワー スープカップ&ソーサー 2490 350cc C/S


リチャードジノリ・アガサブルーフラワー スープカップ&ソーサー 2490 350cc C/S
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サイズ:容量350ml 素材:陶磁器 ※モニターの発色の具合によって実際のものと色が異なる場合があります。 店でブルーフラワーを 見たお客さんが言われます。 美しいですね。 私は お答えします。 コレはよく お部屋の飾り絵として 買われます。 二代目 ジノリ侯のお眼にかない 二百数十年行き続けた 美術品です。それにしても 審美眼の権化 ポンパドール夫人命名の アガサブルーで描いた この名画を 美しいといわれる 貴方のお眼眼は 時空を超えて侯や夫人のお眼眼と 一体です。 イタリアで初めて磁器焼成に成功したのは 1720年 ベネツィアのヴェッツィ兄弟窯でした。兄弟は マイセンから ウィーン窯の前身 デュ・パキエ窯を経た アルカニストを名乗るフンガーの売り込みを 信じて受け入れました。 フンガーは マイセンのカオリンを まんまとせしめ 初めて磁器焼成に成功しました。 (彼は 以後 報奨金を求めて 転々とするのですが カオリンに恵まれず 一度も成功しておりません。 ロイヤルコペンハーゲンへも 売込みをかけましたが いかがわしい噂のある男として 受け入れられませんでした。 流れ流れてロシア・ペテルブルグで エリザベータ女帝に 1744年 王立窯を 開かせました。ここでも カオリンに恵まれず 4年で追放されました。 フンガーが 唯一 成功したヴェッツィ窯も マイセンのカオリンを止められて 10年を経たずして 廃窯しております。 次に 現存する ジノリが 1735年 フィレンツェ郊外の ドッチアに カルロ・ジノリ侯によって 開窯されました。 侯は ウィーン窯の前身 デュ・パキエ窯からヨハン・ツィルンフェルトを受け入れ 湧き上がる ヨーロッパ白磁戦争に 堂々と参戦しました。当初 灰色味がかっていた白磁も 1790年ごろからリモージュのカオリンを 用いることで 完璧な白磁を完成させております。 1834年には スペイン王カルロ3世の カポデモンテ窯の 閉窯に際し モールド類を引き取り 以後 ジノリが カポデモンテを引き継いでおります。 (カポディモンティ窯とジノリについては ジノリ社の主張に 俄かに信じ難きことあり もっと検証後に) 1869年には リチャード社を 合併して 今の リチャードジノリ社になりました。 特筆されることは 1920年頃 アート・ディレクターに ジオ・ポンティを招聘して 新しい 芸術性豊な 作品群を ものにして 名声を高めたことです。アンティック ヴィンテージ店のお取り扱いは 中古品の世界ですが お熟成アインのは ピカピカの 新品です。 姫妃の青(アガサ) 王者の紫(バーガンディ)  コストアップに耐えられず 絵になる銘品も 廃盤に アンティコシェープ ルネッサンス期の 銀器のシェープから 生まれました。

リチャードジノリ・アガサブルーフラワー スープカップ&ソーサー 2490 350cc C/S

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