鉢植え・庭植え　江戸時代から栽培される風雅な多年草草花の苗/ハナショウブ（花菖蒲）：春眠（シュンミン）3号ポット洗練された色彩が美しい花菖蒲（ハナショウブ）。アヤメ科の多年生植物で、草原や湿原に自生するノハナショウブを起源とする園芸品種です。江戸時代に大名屋敷での栽培から育種が盛んになりました。江戸系・肥後系・伊勢系など産地により様々な品種があり、明治以降米国に渡り育種されたものなど、品種は数百種に及びます。5～6月に大きな美しい花を咲かせます。稲作と深く結びついた季節の花で、梅雨の到来を鮮やかに告げます。花茎の先端に2輪の花を咲かせ、1輪の開花期間は約3日で、初めの花が咲き終わった数日後に2番目の花が咲きます。花の色や大きさ・形が時間とともに変化するのが魅力です。花径は品種により異なりますが、15～30cmと見ごたえがあります。葉はアヤメより広く、杜若より狭く、花はこの2種より大輪です。水を切らさないように管理するのがコツですが、水草ではないので、鉢植えや庭植えでほかの草花と同様に栽培でき、毎年花を咲かせます。★画像は花の一例です。花色・花形は株により若干個体差があります★春眠は伊勢系の品種。ごく薄いピンクの垂れ咲きの三英中輪品種です。開花は中生です。タイプ：アヤメ科の耐寒性宿根草草丈：60～100cm開花時期：5～6月日照：日なたを好む用途：鉢植え、庭植え、切花栽培方法：日当たりのよい場所を好みます。植え付けは、粘土質の土に腐葉土を少し混ぜた土が最適です。春から夏の生育期は月に2～3回液肥を規定倍率に薄めて施してください。水遣りは、土の表面が乾いたらたっぷりと与えてください。乾燥にも耐えますが、あまり乾燥させると弱るので注意します。特に開花前後はたっぷりと潅水して湿地に近い状態とします。真夏は水やりを続けますが、水温が上がると弱るので、半日陰に移した方が安全です。冬季は休眠するため乾燥しない程度の潅水とします。凍結には強いです。鉢植えはなるべく年一度、休眠期に株分けと植え替えをします。庭植えは3年に一度程度を目安に株分けし、植え替えてください。3号（直径約9cm）ポット入りの苗です。ハナショウブ（花菖蒲）：春眠（シュンミン）3号ポットの栽培ガイドハナショウブ（花菖蒲）