▼可動式支柱とは 可動式支柱とは名前の通り、取り外し、また位置を簡単に変えることができる支柱です。 吹奏感を変えたくても楽器本体はなかなか簡単に買い換えることはできないかと思います。また曲やシーンによって少し吹奏感を変えてみたいという方におすすめです。▼支柱の本数について 支柱の本数によって抵抗感、吹奏感が変化していきます。一般的なトランペットでは多くても2本、支柱がつけられています。 以下が支柱の数に対しての楽器の傾向となります。仮に支柱のない楽器に本製品を1本取り付けた場合、1本支柱の楽器のような効果が期待できます。・支柱なし：明るく、抜けがよい。軽い音色。抵抗感が少なく少ない息で音になる感じ。・支柱1本：音色が豊かになるが、ある程度の抵抗感あり。少し吹き慣れた方にとって必要となる適度な抵抗感は抑揚が付けやすく感じます。・支柱2本：より豊かな音色ですが、かなりの抵抗感があり、重く太い音色。   支柱の数が多くなるほど抵抗感は強くなっていきますが音は太くなっていく傾向です。 また本数だけでなく支柱の位置、張り方によっても吹奏感が異なりますのでご自身が1番吹きやすい箇所に調節してみてください。  ▼ラインナップ ■ノーマル ・クリアラッカー仕上げ ・銀メッキ仕上げ 受注生産品 ・アンラッカー仕上げ ・金メッキ仕上げ   ■ヘビー...ノーマルより抵抗感が強くなる傾向 ・クリアラッカー仕上げ ・銀メッキ仕上げ 受注生産品 ・アンラッカー仕上げ ・金メッキ仕上げ  ▼サイズについて 本製品の全長はおおよそ50mmです。(一番短くした状態) 楽器との接地部分にはカーブがあり、また個体差もありますので上記はおおよそのサイズとなります。 スタッフが実際に装着した楽器の主管抜差管の幅(本製品と楽器との接地幅)は約53mmでした。 こちらの商品の調整可能範囲が約50〜56mmとなっていますので、支柱を立てる予定の箇所の縦幅が50mm以下の楽器にはまず装着できません。 調整可能範囲の最大値である56mmに近しいサイズの楽器であれば、支柱がしっかり立たないなど思った効果が得られない場合もあるかもしれません。(楽器との接地部分がカーブしていますのでひっかかりはすると思います。)  ▼仕組み 支柱は真ん中にあるネジを回して伸縮させることができます。バネはありません。ネジは回し続けると抜けます。(分解する。) 突っ張り棒のようなものではありますが、片側だけが伸びるのではなく、両方が可動します。 上向き下向きなど、上下指定はありませんのでどちら向きでもご使用いただけます。 先端はお皿のような形状で、管のカーブに沿った形になっています。カーブは若干具合が違うなどはあるかもしれません。 ネジ部分にグリスが付いており、ベタつきもありますが拭き取らずそのままご使用ください。(ネジの摩耗を防ぐ役割をしています。)  ▼装着方法　スタッフが試した楽器にキズがつきにくいと思われる装着方法です。 1.お手持ちの楽器を平らで安定している場所に（机等）横向きに置きます。   2.本製品の真ん中のネジを回して1番短い状態にしますが、真ん中を境に両サイドが伸縮しますので、「片側を持って真ん中のネジを止まるまで回す」という行為を両サイドで行ってください。   3.支柱には先端から少し内側の若干太くなっている箇所が2箇所ありますが、一方を人差し指と中指で挟み、もう一方を親指と薬指で挟みます。   4.一番短くした状態では回転させる際に少し硬い可能性があるため、「3」の持ち方のまま少し緩めます。このときにどちらに回せば長くなるか方向を確かめておいてください。(予行演習)   5.先端のお皿のような部分2箇所の角度を同じ状態にします。ここ、結構重要です。   6.楽器に当たらないように慎重に楽器の主管の間に本製品を斜めにして入れます。   7.支柱をまっすぐにすると同時にお皿の角度と管のカーブをあわせます。   8.お好みの位置に移動させます。ただし、延べ座(段差)がある位置は避けてください。   9.ここでまた「3」の持ち方をします。ここも重要なポイントです。   10.しっかりと本製品の両サイドを固定したまま真ん中のネジを回して支柱を長くします。このとき重要なことはお皿の角度を変えないことです。   11.支柱が楽器に接着したら微調整をして完了です。このとき微調整をする時は少し緩ませてから行ってください。張ったままだとキズつきやすいです。▼注意点支柱の効果は楽器や人の感覚によって異なるもので、期待する効果が発揮されないことや感じられない場合もございます。カスタマイズ商品につき自己責任でご対応ください。必要以上の力が楽器に加わらないように、支柱の伸ばしすぎに注意してください。金属製につき、装着時にキズがついてしまうことがあります。金属同士が密着する製品につき予めご了承ください。装着作業中のトラブルを防ぐために、取り付け、また位置修正の際は平らで安定している場所に（机等）横向きに置いて慎重に行っていただきますようお願い致します。装着時、装着後の楽器へのキズつきを軽減させたい場合は楽器と触れる部分に透明な保護フィルム等を貼った上でご使用ください。（吹奏感は変わります。）サイズなどについては若干の個体差もございます旨ご理解をお願いします。     Brasspire トランペット用可動式支柱 Trumpet movable prop ■管楽器 トランペット カスタマイズ アクセサリー ■品番：ATB-TR-S ■調整可動範囲：約50〜56mm ■Normal ノーマル ■仕上げ：Silver plated 銀メッキ仕上げ ■素材：真鍮製※細かい仕様が画像と異なる場合がございます。