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■【輸入盤】 ヴァルター・ギーゼキング/ワーナー・クラシックス録音全集(48CD) 【CD】
出荷目安の詳細はこちら商品説明ヴァルター・ギーゼキングが、1923年から1956年に録音したワーナー所有音源を全て収録。ギーゼキングは1895年11月5日、ドイツ人の両親のもとフランスのリヨンに生まれました。4歳からピアノを始め、16歳の時にドイツのハノーファーに移り、ハノーファー音楽院で、ピアノ演奏の新しいシステムを考案した名教師として知られてカール・ライマーに師事。後にライマーは、ギーゼキングとの共著で「現代ピアノ演奏法」(1930年)と「ピアノ奏法の諸問題」(1938年)を出版。1916年にハノーファー音楽院を卒業したのですが、第1次世界大戦に招集され軍楽隊に配属されたために、本格的演奏活動は1920年からとなり、ベルリンでデビュー。 彼は「新即物主義」と呼ばれていた作曲家のヒンデミットやプフィッツナーの作品を積極的に取り上げ、彼自身もその考え方に共鳴していたために、「新即物主義」のピアニストと呼ばれるようになりましたが、作品を丁寧に分析し客観的にアプローチすることで、時々の演奏内容にプレが生じないようにするというのが彼にとっての「新即物主義」で、「ほとんどの曲は一晩で暗譜できる」と語ったというエピソードがあるほど常に完璧な演奏を行いました。1926年のニューヨーク・タイムズ紙は「小さなダイナミックスケールの中で、異常なほどの豊かさと繊細さによって、詩的な感情と想像力、音楽表現の親密さを表現」と賞賛しています。 第2次世界大戦中にはドイツにとどまって演奏を続けたため、ナチスに文化的協力をしたとみなされ戦犯扱いされましたが、1953年にカーネギー・ホールでのリサイタルを成功させ、同年には来日を果たし日比谷公会堂でリサイタルを行い、熱狂的な支持を得ました。巨匠としての歩みを続けながら、録音にも積極的に取り組んだギーゼキング。数多くの録音を「EMI」に残しましたが、録音中に体調を崩し、手術のかいもなく、1956年10月26日に亡くなりました。 ギーゼキングは写真のような記憶力を持ち、複雑な楽譜でも読みこなすことができる才能を持っていました。彼は自分の望む結果を得るために何時間も練習する必要がなく、録音スタジオでの生産性も非常に高かったと言われています。完璧な作品の記憶と、驚異的な集中力によってピアノに向かい、細部にわたって忠実に楽譜を音にしていくことができました。特筆されるのはペダル操作の見事さで、クリアな解釈による明解なフレージングを際立たせています。録音は1920年代後半から始まったようで、1951年まではSP用録音、その後亡くなるまでの6年の間にLP用の録音が行われました。 その完璧なまでに美しいピアニズムを聴くことができるのは、ドビュッシーやラヴェルで、また簡素ながらも緻密で繊細なモーツァルト作品の録音では、20世紀におけるスタンダードなモーツァルト演奏として、また、ピアニストたちも学ぶべきことが多い示唆に富んだ名演として、今も愛され続けています。そして推進力の大きな演奏が印象的なベートーヴェン作品の絶妙にコントロールされる表現は、スリリングな魅力も感じさせてくれます。 このCD48枚組には、ギーゼキングが1923年から1956年にかけて以下のレーベルに録音した全音源をまとめたものです。コロンビア・グラフォフォン(SPとLP)、ホモコード(SP)の各レーベルに1923年から1956年にかけて録音された全音源を収録。 ディスク1-11:78 rpm shellac era - 1923-1949 ディスク12-19:78 rpm tape era - 1951 ディスク20-48:LP era - 1953-1956 このボックスに収録された全ての音源は、オリジナルマスターよりフランスのアヌシーにある「Art & Son Studio」にて、2022年に192kHz /24bitリマスター。リマスタリングでは、オリジナル・マスターテープから、オリジナルの78回転SPおよびLPマトリックスなど、入手可能な最良のソースから作成されています。※ここに収録されている音源は、現在ワーナーが権利を持っている音源です。他社に権利が移行している音源については収録されておりません。※速報版の情報のため、上記の録音日・場所などに不備な部分がございます。製品版では正しく修正・変更される予定です。ご了承下さい。※輸入商品のため、入荷時点で、商品(ジャケット・外装ビニール・外装箱・ケース・封入物など含む)に、細かい傷・折れ・擦れ・凹み・破れ・汚れ・角潰れ・再生に影響のないディスク盤面の傷・汚れ・イメージ違い・個体差などが見られる場合がございます。商品の状態・品質につきましてはあらかじめご了承の上、ご購入いただけますようお願い申し上げます。(輸入元情報)【収録情報】Disc11. J.S.バッハ:パルティータ第1番変ロ長調 BWV.8252. ドビュッシー:水の反映 L.110:13. ドビュッシー:2つのアラベスク L.744. ラヴェル:水の戯れ M.305. シューベルト:即興曲 変ロ長調 D.935-36. ショパン:夜想曲 嬰ヘ長調 Op.15-27. リスト:ハンガリー狂詩曲 嬰ハ短調 S.244-128. ブラームス:ラプソディ ト短調 Op.79-29. ショパン:夜想曲 ロ長調 Op.9-310. ショパン:練習曲 変イ長調 Op.25-111. ショパン:練習曲 ヘ短調 Op.25-212. ショパン:ポロネーズ 変イ長調 Op.5313. グリーグ:抒情小曲集より『春に寄す』『蝶々』『トロルドハウゲンの婚礼の日』14. ドビュッシー:『ゴリウォーグのケークウォーク』『ミンストレル』15. プーランク:3つの無窮動 FP.14 ヴァルター・ギーゼキング(ピアノ) モノラル録音:1923 (1-3), 21.XII.1923 (4), 1924 (5,6), 10.III.1924 (7,8), 12.III.1925 (9-12), III.1925 (13), 1925 (14,15), BerlinDisc21. グリーグ:抒情小曲集より『トロルドハウゲンの婚礼の日』『春に寄す』『蝶々』2. ドビュッシー:2つのアラベスク L.743. R.シュトラウス/ギーゼキング編:『懐かしき面影』『セレナーデ』4. ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第17番ニ短調 Op.31-2『テンペスト』5. ドビュッシー:ベルガマスク組曲 L.75 ヴァルター・ギーゼキング(ピアノ) モノラル録音:1927, Berlin (1-3); 13 (4), 13 & 20 (5) III.1931, Central Hall Westminster, LondonDisc31. フランク:交響的変奏曲 FWV.462. リスト:ピアノ協奏曲第1番変ホ長調 S1243. ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番変ホ長調 Op.73『皇帝』4. J.S.バッハ:パルティータ第1番変ロ長調 BWV.825より第5、6楽章 ヴァルター・ギーゼキング(ピアノ) ヘンリー・ウッド指揮、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(1,2) ブルーノ・ワルター指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(3) モノラル録音:31.X.1932, No. 1 Studio Abbey Road, London (1,2); 9 (3) & 10 4) IX.1934, Mittlerer Saal, Konzerthaus, ViennaDisc41. シューベルト:楽興の時 第3番ヘ短調 D.780-32. ブラームス:間奏曲 ハ長調 Op.119-No.33. ショパン:ワルツ 変ニ長調 Op.64-1『子犬のワルツ』4. ショパン:前奏曲 ヘ長調 Op.28-235. ドビュッシー:『沈める寺』『水に映る影』『グラナダの夕べ』6. ヘンデル:組曲第5番ホ長調 HWV.430 〜 アリアと変奏『調子の良い鍛冶屋』7. モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番変ホ長調 K.271『ジュノーム』8. モーツァルト:ピアノ・ソナタ第17番変ロ長調 K.570 ヴァルター・ギーゼキング(ピアノ) ハンス・ロスバウト指揮、シュターツカペレ・ベルリン(7) モノラル録音:9.II.1936, No. 3 Studio Abbey Road, London (1-8); 29.IX.1936, Beethovensaal, Berlin (7); 30.IX.1936 (8) Electrola Studio No. 2, BerlinDisc51. モーツァルト:ピアノ・ソナタ第14番ハ短調 K.4572. ドビュッシー:子供の領分 L.119a3. ドビュッシー:金色の魚4. ラヴェル:『夜のガスパール』より『オンディーヌ』5. ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番ハ長調 Op.15 ヴァルター・ギーゼキング(ピアノ) ハンス・ロスバウト指揮、シュターツカペレ・ベルリン(5) モノラル録音:30.IX.1936, Electrola Studio No. 2, Berlin (1); 31.I.1937, No. 3 Studio Abbey Road, London (2-4); 28.IV.1937, Electrola Studio- 2, Berlin(5) Disc61. ギーゼキング:フルートとピアノのためのソナタ2. ルーセル:フルートとピアノのためのアリア3. ルーセル:『笛吹きたち』より『ド・ラ・ペジョーディ氏』4. グリーグ:『抒情小曲集』より『ゆりかごの歌』『フランス風セレナード』5. グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調 Op.166. ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番ハ長調 Op.53『ワルトシュタイン』7. ベートーヴェン:バガテル 変ホ長調 Op.33-1 ヴァルター・ギーゼキング(ピアノ) グスタフ・シェック(フルート:1-3) ハンス・ロスバウト指揮、シュターツカペレ・ベルリン(5) モノラル録音:29.IV.1937 (1-4), 11.VIII.1938 (6), Electrola Studio No. 2, Berlin; 28.IV & 13.X.1937 (8-10), 11.VIII.1938 (14), Beethovensaal, BerlinDisc71. ショパン:子守歌 変ニ長調 Op.572. ショパン マズルカ イ短調 Op.17-43. ショパン:舟歌 嬰ヘ長調 Op.604. ドビュッシー:前奏曲集 第1巻(『沈める寺』を除く)5. ドビュッシー:『雨の庭』6. ドビュッシー:『パゴダ』『喜びの島』7. ドビュッシー:『映像』より『動き』『葉ずえを渡る鐘』 ヴァルター・ギーゼキング(ピアノ) モノラル録音:10 (1-5), 11 (6,7) VIII.1938, Electrola Studios or Beethovensaall, BerlinDisc81. ラヴェル:『道化師の朝の歌』『鐘の谷』2. ラヴェル:『夜のガスパール』より『絞首台』『スカルボ』3. ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調 Op.584. J.S.バッハ:パルティータ第1番変ロ長調 BWV.825 より第1、2楽章5. ブラームス:間奏曲 変ロ長調 Op.117-26. ブラームス ロマンス ヘ長調 Op.118-57. ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番ホ長調 Op.58 ヴァルター・ギーゼキング(ピアノ) カール・ベーム指揮、シュターツカペレ・ドレスデン(3) モノラル録音:11.VIII.1938 (1,2), Electrola Studios or Beethovensaall, Berlin; 3.I.1939, Beethovensaal, Berlin (3); 31.I (4-6), 1.V (7) 1939, Electrola Studio No. 2, BerlinDisc91. シューマン:子供の情景 Op.152. J.S.バッハ:イタリア協奏曲 BWV.9713. ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第20番ト長調 Op.49-24. シューマン:ピアノ協奏曲イ短調 Op.54 ヴァルター・ギーゼキング(ピアノ) カール・ベーム指揮、シュターツカペレ・ドレスデン(4) モノラル録音:1.V.1939 (1), 31.I.1940 (2,3) Electrola Studio No. 2, Berlin; 1941, Dresden (4)Disc101. ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番ハ長調 Op.152. ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第12番変イ長調 Op.26『葬送』3. ベートーヴェン:バガテル イ短調 WoO.59『エリーゼのために』4. グリーグ:『抒情小曲集』より『トロルドハウゲンの婚礼の日』『孤独なさすらい人』『春に寄す』5. グリーグ:『農民の暮らしと情景』より『通り行く婚礼の行事』6. グリーグ:『抒情小曲集』より『蝶々』『小鳥』 ヴァルター・ギーゼキング(ピアノ) ラファエル・クーベリック指揮、フィルハーモニア管弦楽団(1)…