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■【輸入盤】 Bach, Johann Sebastian バッハ / パルティータ 全曲 ジュリア・ヌーティ(チェンバロ)(2CD) 【CD】
出荷目安の詳細はこちら商品説明バッハ作品に深い造詣を示すヌーティ、満を持して作曲家の鍵盤作品の集大成的傑作へ「Deutsche Harmonia Mundi」と「ARCANA」にそれぞれ録音したフランス音楽アルバムが高い評価を博す一方、イタリア・バロックの通奏低音奏法についての著書もある古楽鍵盤奏者、ジュリア・ヌーティ。ロンドン王立音楽大学(RCM)で研鑽を重ね、ヴィクトリア&アルバート美術館の協力演奏家として意欲的な活動を続けた後は故郷イタリアの最前線をゆくイル・ポモ・ドーロやモード・アンティクオ、ナタリー・シュトゥッツマンの古楽器楽団オルフェオ55などでも実績をあげてきた実力派です。 バッハ作品への深い理解はキアラ・ザニシと共に「ARCANA」で録音したヴァイオリンと鍵盤のためのソナタ集でも示されましたが、今回はライプツィヒ市の音楽監督となったバッハが自身の鍵盤技法の集大成を試み自費出版を始めた「鍵盤練習曲集」の最初の結実である『6つのパルティータ』を全曲録音。瑞々しいタッチで力むことなく、しかし音楽の特質を隅々まで捉えた精緻な解釈で紡ぎ出される演奏は実に新鮮でありながら豊かな含蓄も感じさせ、バッハの世界に深く分け入る喜びを改めて強く喚起してくれます。 使用楽器はバッハと同時代を生きたパリの名工エムシュによる1751年製作楽器に基づく精巧な再現。エムシュの師はテレマンの友人でもあったハノーファーの鍵盤製作家アントン・ファーター(1715年に工房を開いたパリでの仏語名はアントワーヌ・ヴァテール)で、モデルとなった楽器はパリで作られながらファーター流の伝統に従っており、二段鍵盤を使うドイツ音楽の演奏に選ばれることも多い銘器(「Hitasura」レーベルのフレデリク・ハースもバッハ録音で愛用しています)。古楽器録音に通じた「ARCANA」ならではの、くっきりとした音像と残響のバランスが心地よい自然なエンジニアリングも嬉しいところです。(輸入元情報)【収録情報】J.S.バッハ:6つのパルティータ(鍵盤練習曲集 第1巻) BWV.825-830Disc1(78分)● 第1番変ロ長調 BWV.825● 第2番ハ短調 BWV.826● 第6番ホ短調 BWV.830Disc2(81分)● 第4番ニ長調 BWV.828● 第3番イ短調 BWV.827● 第5番ト長調 BWV.829 ジュリア・ヌーティ(チェンバロ) 使用楽器:パリのアンリ・エムシュ1751年製作モデルに基づく、ブレーメンのクリスティアン・クールマン2016年製作の再現楽器 録音時期:2021年11月4-7日 録音場所:ブレーメン、ゼンデザール 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)