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■【輸入盤】 コルベッタ、フランチェスコ(c.1615-1681) / 王のギター〜コルベッタのギター音楽 シモーネ・ヴァッレロトンダ&イ・バッシフォンディ、ボル・ズリヤン、他 【CD】
出荷目安の詳細はこちら商品説明ヴァッレロトンダとズリヤン。異能の撥弦奏者2人が探る17世紀の光と闇フランスの太陽王ルイ14世が私的に愛奏したスペイン式ギター(バロックギター)の名手で、フランスと英国をまたにかけ活躍した名手コルベッタ。17世紀初頭にボローニャで生まれ、世紀半ばまではイタリア半島を拠点にスペイン式ギターのための曲集を何冊か出版していましたが、1650年代にルイ14世の祭典に加わり頭角をあらわし、1660年代には王政復古期のイングランドでも新王チャールズ2世や有力貴族たちから広く愛顧を受けました。 それぞれ英仏両王に捧げられた2集の『王のギター』(1671年と1674年に出版)は今日でもバロックギター奏者たちの重要なレパートリーとして有名ですが、イタリアの異才撥弦奏者が集う「イ・バッシフォンディ」の主宰者シモーネ・ヴァッレロトンダはここで、イタリア時代に遡ってコルベッタの作品を集めた網羅的な選曲でこの作曲家の至芸を概観。ギター二重奏を中心に、曲によっては打楽器や歌唱も加え、長いネックが特徴的な南イタリアの民俗楽器コラショーネ、かき鳴らす奏法に特化したキタラバッテンテなども使いつつ、欧州各地の宮廷文化に留まらないこの作曲家の着想源の豊かさを広く伝える選曲と解釈を聴かせてくれます。 ギター二重奏のパートナーは、中世まで遡るリュート研究と幅広い演奏スタイルの使い分けで注目を集めるスロヴェニア出身の名手ボル・ズリヤン。作品背景を適切にふまえながら流麗なサウンドを自在に駆使するヴァッレロトンダと共に、モンテヴェルディ存命中のイタリアからリュリ全盛期のフランス様式まで、既存の録音群とは一味違った新鮮なコルベッタ像をお楽しみください。(輸入元情報)【収録情報】リュリ:1. フランス衛兵隊の将(打楽器による独奏/ヴェルサイユ市立図書館の筆写譜168より)コルベッタ:2. フランスとスイスの喇叭と太鼓〜マーストリヒト制圧に寄せて3. ホ調のフォリア4. モンマス公のお気に入りのガヴォット『フィッリはぼくを哀れに思い』5. イ調のパッサカリア6. ファンファーレ7. もうひとつのファンファーレ8. 王のお気に入りのアルマンド『恋の神には抗い切れぬ』9. 2声のシンフォニア10. イ調のサラバンド11. フォリア12. マントヴァの調べ13. ヨーク公のお気に入りのアルマンド『自由が欲しけりゃ』14. 王の御出立に寄せるサラバンド15. 王のお気に入りのジグ16. サラバンド『王太子妃』17. ホ調のコンセール I. プレリュード II. アルマンド III. サラバンド IV. パサカーユ V. ムニュエ(メヌエット)ド・ヴィゼー:18. フランチェスコ(・コルベッタ)氏のトンボー(追悼曲)コルベッタ:19. 王弟妃殿下のトンボー『恋の神が統べていた空から』 イ・バッシフォンディ(古楽器使用) シモーネ・ヴァッレロトンダ(バロックギター、コラショーネ、テオルボ、指揮) ステファノ・トダレッロ(コラショーネ、テオルボ、キタラバッテンテ) ガブリエーレ・ミラークレ(打楽器、コラショーネ) ボル・ズリヤン(バロックギター) モニカ・ピッチニーニ、フランチェスカ・ボンコンパーニ(ソプラノ) ダヴィデ・ベネッティ(バス) 録音時期:2023年2月1-5日 録音場所:イタリア北部ロンバルディア州ブレシア県グッサーゴ、ヴィッラ・トーニ・ジア・アヴェロルディ 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)