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■【輸入盤】 Forqueray フォルクレ / フォルクレ父子のヴィオール作品全集 ミリアム・リニョル、ガブリエル・リニョル、ジュリアン・ヴォルフス、リュシル・ブーランジェ、他(2CD) 【CD】
出荷目安の詳細はこちら商品説明「悪魔のように弾く」ヴィオールの大家、手稿譜作品と一族全員の作品を網羅!クープランやアルビノーニと同世代で、フランス人が愛した弦楽器ヴィオールの希代の名手として幼少期から王室で活躍、13歳年上の「天使のように弾く」と讃えられたマレと並び称され「悪魔のように弾く」と讃えられたアントワーヌ・フォルクレ。その作品は当人の歿後、生前彼から酷い暴力を受けていた息子ジャン=バティスト・フォルクレにより整理・出版されました。作者の技量が反映された難曲揃いで現代のヴィオール奏者たちも頻繁に演奏しますが、近年はその全てが父の作ではなく、同様に凄腕ヴィオール奏者だった息子の創出した部分が大部分に渡ると考えられています。 現代フランス随一のヴィオール奏者ミリアム・リニョルは今回、信頼できる演奏仲間たちと共に「フォルクレ」の名で残る作品を全て、手稿譜のみ現存する曲や別作曲家名義で知られてきた曲まで含め網羅し全曲録音。「悪魔的なイメージを含む先入観を全て斥け、白紙の状態から新たに解釈を進めたことの意義は極めて大きかった」とリニョルは語っています。 通奏低音にはクラヴサンや撥弦楽器に加え8弦のヴィオールも用い、曲によっては高音部向けヴィオールも演奏、出版譜だけでは見えてこないフォルクレ一族の全貌に迫りました。特に「甥のフォルクレ」として知られたジャン=バティストの弟ニコラ=ジル(アントワーヌの弟ミシェルと共にオルガニストとして活躍したところからの綽名)の曲に出会えるのは貴重。「ALPHA」でも活躍の多い技師アリーヌ・ブロンディオの克明かつ自然なエンジニアリングが奏者たちの阿吽の呼吸を見事に捉え、意外に古風なヴィオール三重奏から出版譜作品の縦横無尽のヴィルトゥジティまで、一族の音世界を鮮やかな演奏で堪能できる画期的な2枚組です。(輸入元情報)【収録情報】Disc1アントワーヌ・フォルクレ[1671-1744]作と推定:ヴィオールのための作品(手稿譜による)1. アルマンド(中声部補筆: ミリアム・リニョル)2. 風見鶏(低音部補筆: ミリアム・リニョル)3. ヴェネツィア風(ロベール・ド・ヴィゼー[c.1650/65-after 1732]編曲によるリュート独奏版/ヴォドリ・ド・セズネ写本より)4. ロンドニコラ=ジル・フォルクレ[1703-1761]:5. ロンド『わたしは悔しい、蝶々の君よ』〜アントワーヌ・フォルクレ作と推定6. ミュゼット(ド・ヴィゼー編曲によるリュート独奏版/ヴォドリ・ド・セズネ写本より)7. プレリュードジャン=バティスト・フォルクレ[1699-1782]:3つのヴィオールのための作品(手稿譜による)8. アルマンド9. クラント10. サラバンドアントワーヌ・フォルクレ作と推定:11. ムニュエ(メヌエット)ニコラ=ジル・フォルクレ:12. ロンド=ミュゼット『もう期待しないで、うら若きリゼット』アントワーヌ・フォルクレ作と推定:13. ブランル(中声部補筆: ミリアム・リニョル)アントワーヌ&ジャン=バティスト・フォルクレ:● ヴィオールと通奏低音のための組曲 第1番ニ短調14. アルマンド「ラ・ボルド」15. フォルクレ16. コタン17. ベルモン18. ポルトガル風19. クープラン● ヴィオールと通奏低音のための組曲 第4番ト短調20. マレッラ21. クレマン22. サラバンド「ドーボンヌ」23. ブルノンヴィル24. センシ25. パッシーの鐘Disc2アントワーヌ&ジャン=バティスト・フォルクレ:● ヴィオールと通奏低音のための組曲 第2番ト長調1. ブロン2. マンドリン3. デュブリュイユ4. ルクレール5. ビュイソン(茂み)● ヴィオールと通奏低音のための組曲 第3番ニ長調6. フェラン7. レジャント(摂政)8. トロンシャン9. アングラーヴ10. デュ・ヴォーセル11. エノー12. シャコンヌ「モランジまたはプリセ」● ヴィオールと通奏低音のための組曲 第5番ト短調13. ラモー14. ギニョン15. サラバンド「レオン」16. モンティニ17. シルヴァ18. ジュピテールアントワーヌ・フォルクレと推定:19. ミュゼット ミリアム・リニョル(バス・ド・ヴィオール=ヴィオラ・ダ・ガンバ) ガブリエル・リニョル(テオルボ、バロックリュート、バロックギター) ジュリアン・ヴォルフス(クラヴサン=チェンバロ) リュシル・ブーランジェ(ドシュ・ド・ヴィオール=ディスカント・ガンバ) パウ・マルコス・ビセンス(ドシュ・ド・ヴィオール、バス・ド・ヴィオール) マティルド・ヴィアル(バス・ド・ヴィオール) 録音時期:2023年2月11-16日 録音場所:ベルギー、サン・トロン、ベギン修道会教会 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)