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■【輸入盤】 デトゥシュ(1672-1749) / 『テレマークとカリプソ』 マルゴー・ブランシャール、シルヴァン・サルトル、レゾンブル(2CD) 【CD】
出荷目安の詳細はこちら商品説明ルイ14世最晩期を彩った気鋭デトゥーシュの充実作ヴィヴァルディやヘンデルが注目を集め始めた頃、1714年11月にパリの王室音楽アカデミー劇場(オペラ座)で初演された『テレマークとカリプソ』は、翌年9月に亡くなることになる老王ルイ14世が最晩期に賞賛した人気作曲家デトゥーシュの充実作。前年にオペラ座の総監査役を任された彼は、王が愛した往年の大家リュリを彷彿とさせる活躍を劇音楽の世界で見せていました。古代ギリシャの英雄叙事詩「オデュッセイアー」に取材した、オデュッセウスの息子テレマーク(テレマコス)が父を探しにゆく途中で海難の末たどりついた島での顛末を描いた序幕付き全5幕の構成も、まさしくリュリの伝統を受け継ぐ正統派。全編を通じて合唱を効果的に用いつつ、いたるところに舞曲をふんだんに盛り込みながら、フランス語の韻律をイタリア流の歌心に沿わせるデトゥーシュの確かな作曲手腕が活きています。 小ぶりのアンサンブルで驚くほど雄弁な音楽を織り上げてゆくのは、フランスのバロック・オペラ界で目覚ましい活躍を続ける才人集団「レゾンブル」。表題役のドリュエとロンドピエールを筆頭に、さまざまな役柄をこなすハスナア・ベナニや女主人公を演じるエマニュエル・ド・ネグリら独唱者には存在感ある歌手が揃い、名手揃いの器楽合奏(弦楽合奏にはレ・タンブルの名手、川久保洋子も参加)と緊密なアンサンブルを通じて正統派のフランス・バロック劇音楽世界を描き出します。再評価目覚ましいデトゥーシュの真髄に触れられる、本場ヴェルサイユ発の頼もしい全曲録音です。(輸入元情報)【収録情報】● デトゥーシュ:音楽悲劇『テレマークとカリプソ』 カリプソ…イザベル・ドリュエ(メゾ・ソプラノ) テレマーク…アントナン・ロンドピエール(テノール) アンティオープまたはユカリス…エマニュエル・ド・ネグリ(ソプラノ) アドラスト…ダヴィド・ヴィチャク(バリトン) 恋の神、クレオーヌ、海神ネプテュルヌの巫女、水の精、船乗り女…ハスナア・ベナニ(ソプラノ) アポロン、イダス…アドリアン・フルネゾン(バス) 軍神ミネルヴ、恋の神の巫女長…マリーヌ・ラフダル=フラン(ソプラノ) アルカス、諸芸神たちの代表、喜びの寓意…ダヴィド・トリクー(オートコントル) 海神ネプテュルヌの祭司長…コラン・イゾワール(テノール) ヴェルサイユ・バロック音楽センター合唱団(合唱指揮: ファビアン・アルマンゴー) レゾンブル(古楽器使用) コンサートマスター: バンジャマン・シェニエ(ヴァイオリン) ブリス・サイー(クラヴサン=チェンバロ) シルヴァン・サルトル、マルゴー・ブランシャール(指揮) 録音時期:2023年10月2-4日 録音場所:パリ郊外ピュトー、ジャン=バティスト・リュリ音楽院オーディトリアム 録音方式:ステレオ(デジタル)