鮮やかな赤色。ベリー系フルーツの豊かな風味と心地よい酸味を持ち、ブドウの甘みと芳醇な果実風味のある微発泡スタイルのさわやかな口当たりです。 ■ブドウ品種：シエナ　100％ ■料理：幅広い料理と相性が良いですが、インドカレーやドライトマト、生サラミのピッツァなどはお勧めです。すき焼き、照り焼き、牛肉のたたきや焼肉、焼き鳥などの日本料理ともよく合います。オーストラリアで最も長い歴史を持つ家族経営のワイナリー ブラウン・ブラザーズは、オーストラリアで最も長い歴史を持つ家族経営のワイナリーの1つです。大きな生産規模を持つ大企業のワイナリーが多いオーストラリアにおいて、自社畑から、個性豊かな高品質ワインを造る家族経営のワイナリーは、希少な存在です。 ブラウン・ブラザーズは、2009年に、オーストラリアの12の家族経営のワイナリーによって設立された、AFFW（Australia’s First Family of Wine）のメンバーであり、この協会の活動を通じても、オーストラリアが、優れた品質とユニークなスタイルを持ったワインを数多く生産していることを、世界に向けてアピールしています。 自社の醸造試験場 ミラワのブラウン・ブラザーズ社のワイナリーの横には、キンダーガーデン（幼稚園）と呼ばれるミニ・ワイナリーがあります。 これは、ジョン・グラハム・ブラウンが、新しい醸造技術を取り入れることによって、より高品質なワインを追求した父や祖父の情熱を讃えるため、1989年のブラウン・ブラザーズ社創立100周年記念行事の一環として建設した、醸造試験場としてのワイナリーです。その名の通り、子供を育てるのと同様に、新しい可能性を持ったワイン造りの技術を育む場所で、ワイン醸造やぶどう栽培に関する研究や開発が行われています。バルベラ、ドルチェット、モスカート、タランゴといったぶどう品種も、最初はこのキンダーガーデンで小ロットの醸造が試みられ、その後に本格的生産が開始されました。 ユニークなテロワールから生まれる個性豊かなワイン ブラウン・ブラザーズ社の自社畑は、ヴィクトリア州内の様々な気候を持つ地域にあり、多様なスタイルのワインの源となっています。ミラワから半径50キロ以内だけでも、冷涼な山岳地帯から緑豊かで温暖な渓谷地帯、乾燥した平野部まで、多様な気候が存在し、それぞれの畑にふさわしいぶどう品種が植えられ、個性豊かなワインが生まれます。