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■【京の苔】 天然スナゴケ 大トレー (サイズ:59cm×39cm) 1枚 【庭園の苔】【造園】【夏半日陰の苔】
1、スナゴケの生育地を訪ねて 細かい砂・細粒(赤砂) 各種商品ページはこちら 2、スナゴケの特性 1.全国各地に分布は見られる 京都より滋賀県信楽町へ行く旧道の沿道 2.植物体は黄褐色で上部は灰白色を帯びることがある。 3.茎は多数に枝分かれして直立するか横に這うこともあります 4.長さ5cm〜10cm程度に育つ。 信楽焼植木鉢にて養生 5.葉は密につき群生して育ちます。 京都市京北町 6.直射光線を好むところから盆栽を始めとする庭園にも向いております。 特に鉢植えではヤマゴケが人気なのですが、育てやすさではスナゴケが最適です。 3、スナゴケの四季、お送りする見本品の季節毎の移り変わり 9月 10月 【苔の育て方】 1、苔盆栽 自然の状態。 自然の状態を採取し、苔盆栽、庭園、テラリウム等には枯れ葉等を取り除き、群生した状態で培養土の上に置くと良い。 好日性のコケですので半日〜終日太陽の下で育てるのがよいかと思います。 水を好む湿潤性のコケですが、培養土(床土)は水はけの良い材質が良く、水はけが悪いと育ちが悪くなりますので注意が必要です。 乾燥した場合休眠状態となり葉がチリチリと萎縮した状態となりますが、給水等により吸水しますと再び葉を広げみずみずしいスナゴケとなります。 春、秋の成長期には、うすい液肥等を散布するとより美しさが増すかと思います。 夏の高温時には成長を止め、暑さにより少し弱ったように見えますが給水はしっかりして下さい。 但し、気温の高い日中に水をやりますと、蒸れやすく傷みやすいので、夕方か日没以降に水やりをしてください。 冬の寒さにはいたって丈夫で毎朝の霜,凍りつきには何ら問題ありません。 苔盆栽のように鉢植えの場合1〜2年で盛り上がったように成長しますので、葉刈りをして整形に努めて下さい。 約3ケ月後のスナゴケ 一番大事な美しさを保つには、ズバリ!毎日なでなでしてやってください。 (植物は成長する新芽を手で触れますと成長がストップしやすく、昔から「触ると傷む」といわれてきました。 その特徴を逆に利用し、成長を止めるのです。) 2、庭園に張る苔の基礎知識 基本的な考え方 (1).環境設定が第一 弊園は京都市の西山といわれる地域にて営業しております。そして1000年の都であったことにより社寺仏閣が数多く見られ、その庭には苔が美しく育ち、建物とのハーモニーが協調されてきました。それは環境が良かったことが第一であったと思われます。 具体的には、山のすそ野にあって空中湿度、地下水位等、苔の好む環境であったことが考えられます。ですから京都市の中心部にあるお寺等には、その環境が保たれずに苔が育たない現象が見られます。つまり乾燥しているのです。それが大きな原因かと思われます。 (2).乾燥が枯れる原因です お客様より「よく枯れる」というお話を伺うのですが、基本的には水分不足により苔が休眠状態になっているのです。 ですから、適当な水分補給をされますと復活します。但し、水分だけかというと採光の程度もありますのでなんともいえないのですが、スギゴケ・スナゴケ等は日光を好みますので、水分だけの問題かと思います。 (3).弊園では"庭に苔を張りたい方"への参考になればと思い、「苔の育て方」を解説しています。 とりわけ苔の育て方 解説7「苔は土が無くても育ちます」を御参照いただけると参考になるかと思います。 2017年3月9日