透明度が非常に高く、大変美しいリビアングラスです。 このクラスのリビアングラスは本当に入荷できなくなってきました。 その理由はエジプト政府より採掘禁止令が発動されたからだそうです。 今後の入荷もかなり難しい石です。 ツタンカーメンのお墓から出土したスカラベが、実はカルセドニではなくリビアングラスであったことが分かり話題を呼びました。 スカラベは、再生や復活の象徴である聖なる甲虫として崇拝されていました。 そのことからもリビアングラスという石が、古くから非常に珍重され神秘的に扱われていたことがわかります。 リビアングラスは、約3000万年前に隕石が衝突した際、強い熱と衝撃で地面の一部が溶け、空気中で固まって出来た天然ガラス。 エジプトのリビア砂漠の一部から発見される事からその名が付けられました。 組成からモルダバイトと同じ鉱物「テクタイト」の一種で、まだまだ謎を秘めた石です。 透明度が高く、限りなくクリアです。 気泡とバデライト、ルシャトリエライト、クリストバライトなどの大変希少な鉱物が含まれています。 約3000万年前の隕石の衝突の際の空気をそのまま閉じ込めた大変神秘的な石です。 ◆天然石の意味◆ 「意志の力を増幅させる」「能力を開花させる」「自分自身の力を証明する」等のパワーがあると言われています。 【硬度】5 【穴径の目安】0.8mm以下…○ 【産地】エジプト・リビア砂漠