ル・メイユール・ヴァン・ド・フランスにて、ロマネ・コンティやルフレーヴ、アルマン・ルソーなどと並び3つ星生産者の一人。フランスの星付きレストランがこぞって彼のワインをオンリスト。ブルゴーニュ若手醸造家の中では注目度、実力1番の作り手です。 カシス、ラズベリーの華やかな香り、非常に豊富な果実味と奥行きに感じられる複雑み、かすかな野性味はありつつも洗練されたエレガントな仕上がりです。ニュイ・サン・ジョルジュでこそ造り手の真価が試されますが、その期待に応えてくれる1本です。 生産地：フランス/ブルゴーニュ 品種：ピノ・ノワール 容量：750mlドメーヌ・ダヴィド・デュバン DOMAINE DAVID DUBAND ブルゴーニュで注目度抜群の中堅のエース的な存在 ダヴィド・デュバン氏はブルゴーニュの醸造家で注目度が高い実力派の造り手です。1965年父親のピエールが氏このドメーヌを始め、生産した全量を生産者協同組合に販売。デュバン氏は学校を卒業して、ワイン造りに携わるようになりその後、母方の親戚にあたるモレ・サン・ドニ名門、ドメーヌ・ピエール・アミオ・エ・フィスや、十数年で急速な進化を遂げ、一流生産者の仲間入りを果たしたドメーヌ・アルローに研修を経験しました。 またジャイエ・ジル氏とも出会い、1993年頃から親交を持つようになり、そして遂に2015年、「ル・メイユール・ヴァン・ド・フランス2015」にて3つ星評価を獲得。デュバン氏はワイン造りにおいて、ブドウ栽培に最も力を注いでおり、手間を掛け、愛情を注ぎ、丁寧に栽培をすることが最も重要だと考えています。ラベルには記載していませんが、2007年にエコセール、2010年にABマークの有機（栽培）認証を取得。また、醸造については、自然な状態で発酵・熟成させることを理想としています。 細心の注意を払いながら醸造テクニックに頼らず、人為的介入を極力避ける方法を実施。瓶詰め後、すぐ飲むことも長期熟成も可能である芳醇な果実味、酸味、タンニンなどの要素の構成が十分で、バランスのとれた味わいのワインを造ることを目指しています。 畑での仕事を重んじると自然に有機栽培の方向に向かってゆくものですがダヴィドも2010年ヴィンテージより有機栽培（エコセール）の認証を取得、ラベルに表記されるようになりました。辛口評論家として知られるのワイン・ジャーナリスト、ミッシェル・ベターヌも若き天才登場と絶賛しています。 レヴュー・ド・ヴァン・ド・フランスが村名ワインのトップに選んだのが『ダヴィド・デュバン』のシャンボール・ミュジニィ17.0点。次点が「アルマン・ルソー」のジュヴレ・シャンベルタン15.5点でした！！！? そして満を持して2015年、「レ・メイユール・ヴァン・ド・フランス2015」にて3ツ星を獲得するに至りました。