襖の引手は、開閉のためだけではなく、ふすまを引き立てる役割もあります。 ■はめ込み部の直径4.8cm径×深さ5mmの引手 ■ふすまを新しくする際、引手も取り替えるには？ ふすまの引手は、サイズさえ合えば新しいものに交換できます。 ●引手の交換手順● 【1】引手の大きさを確認 引手は、ふすま紙に穴を開け、そこにはめこむ形で取り付けられています。そのため、もともとふすまについている引手の穴と同じ大きさの引手を選びましょう。 【2】ドライバー・金づちなどの道具の準備 交換に必要な道具のマイナスドライバー、ニッパー、金づちを用意します。 当店で販売している「ふすま用引き手の取り替え2点セット」があるとスムーズに取り替えできます。 【3】引手の下に引手はずしを差し込む 最初に、引手とふすま紙の間に引手はずしを差し込みます。 【4】引手を浮かせる 差し込めたら、テコの原理で持ち上げましょう。 【5】釘を引き抜く 引手が浮いてきたら、引手はずしで釘を引き抜きます。 釘が抜けたのを確認してから、引手を外しましょう。 【6】新しいふすま紙を貼る 【7】引手の部分に切れ込みを入れて折り込む 新しい引手をはめこみ、釘を打ち込みで交換完了です。