Hutschenreuther ドイツで王立窯を守るため新たな窯の建設に許可が下りなかった時代。「常によりすぐれたものを作る」という誓願をし、8年以上の歳月をかけ建設が許可されたフッチェンロイターのTCCシンブル。 1985年にイギリスのTCC会員に発行。 【ババリアン・キャッスル】ババリアの城 ロマンチック街道の終点として観光でにぎわうドイツ、ババリアのノイシュヴァンシュタイン城。 城の建つ美しい風景とドイツ語での城の名 Schloss Neuschwansteinの文字のデザイン。 フッチェンロイターの誓いに恥じない 美しいシンブルです。 ノイシュヴァンシュタイン城は19世紀、バイエルン王ルートヴィヒ2世によって建築されました。 中世騎士道への憧れを抱いていた王はヴェルサイユ宮殿等を見て城の建設を始めます。石灰のデザインは建築家ではなく画家のクリスチャン・ヤンクが担当。今までのドイツの城づくりを無視し、絢爛豪華な城の建築へと取りかかりました。 17年の歳月をかけ居住できるようになった城に移り住んだルートヴィッヒ2世ですが、わずか102日間でベルク城に軟禁されてしまいます。 王はリンダーホーフ城、ヘレンキームゼー城の建設にも着手、ノイシュヴァンシュタイン城よりも壮大なファルケンシュタイン城の建設も計画していました。王室公債などを乱発して借金を積み重ねた王室に危機感を抱いたババリア政府は王に統治能力がないと判断したためです。 ノイシュヴァンシュタイン城はその美しさから、 ディズニーを魅了、シンデレラ城のモデルとなったと言われています。 現在は生産されていない、貴重な品です。 ドイツ　フッチェンロイター 磁器 サイズ：約25x25x26mm