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■Roland RHA30 電子ピアノ・電子ドラム用ヘッドフォン RH-A30 (オープンエアタイプ)
電子ピアノや電子ドラム、シンセサイザーのモニタリングに最適な オープンエアタイプのヘッドフォン スタッフレビュー: RH-A30は、電子楽器メーカーのRolandが作るだけあって、長時間の練習も苦にならない工夫がされていると感じました。 まずは、装着感。RH-300に比べヘッドの締め付けはソフトな感触になっています。イヤーパッドも布のような素材を使用しており、耳が蒸れにくくなっています。コードも片だしタイプで長さも十分。 音質もオープンエアの強みを最大限活かされており音に広がり感があります。聴き疲れしやすい帯域も適度に抜けてくれます。 全体的にバランスの良いヘッドフォンですが、特に高音域の存在感は抜群です。質感はローランドらしい「硬め」のサウンド。ローランドのシンセサイザーやステージピアノ、電子ドラムをお使いの方にはきっと馴染みのある質感だと思います。 遮音性は、開放型なのである程度外に音が漏れてしまいます。深夜でのご使用や公共の場所でのご使用で音漏れを気にされるようでしたら密閉型のヘッドフォン(RH-300等)が適しています。 そういった点を踏まえると、当機種はゆったりと聴きたい人や電子楽器の練習やモニタリング、長時間の動画編集作業などにオススメ。音像はRH-300(他機種)のほうがハッキリと再現される印象を受けましたので、耳コピやミックス作業、レコーディング用のモニターヘッドフォンとしてはRH-300(他機種)の方が適しているかもしれません。 【レビュー日:2015/11/23】 【メーカーサイトより】 RH-A30は、シンセサイザーやデジタルピアノをはじめ、最新のデジタル・サウンドに最適なオープンエア型モニター・ヘッドホン。好評のRH-300同様、高性能45mmドライバーを採用し、幅広いレンジで立体感のあるハイ・クオリティ・サウンドを得ることができます。 【主な特長】 ●ワイド・レンジでバランスのとれたハイ・クオリティ・サウンドを実現 ● オープンエア型のナチュラルなサウンド。装着感の良いイヤーパッドを採用 主な仕様 型式 オープンエア型、ダイナミック ドライバー 45mm、ネオジウム・マグネット、CCAWボイスコイル 感度 95.5dB/mW 再生周波数帯域 10〜25,000Hz 最大許容入力 1,600mW インピーダンス 40Ω 質量 250g(コードを除く) プラグ ステレオ2ウェイ(標準/ミニ)、金メッキ コード 3.4m(OFCリッツ線) 付属品 キャリング・ポーチ ご確認ください。 ※製品の仕様及びデザインは改良のため予告なく変更することがあります。※商品の初期不良以外の返品はお受けできませんので、予めご了承下さい。 ■ローランド RH-A30について 高性能45mmドライバー搭載のハイ・クオリティな オープンエア型ヘッドホン RH-A30は、シンセサイザーやデジタルピアノをはじめ、最新のデジタル・サウンドに最適なオープンエア型モニター・ヘッドホン。好評のRH-300同様、高性能45mmドライバーを採用し、幅広いレンジで立体感のあるハイ・クオリティ・サウンドを得ることができます。 ■ワイド・レンジでバランスのとれたハイ・クオリティ・サウンドを実現 RH-A30は、ネオジウム・マグネット使用の新開発45mmドライバーを搭載した、モニター・ヘッドホンの最新モデル。高域から低域まで優れたバランスを確保し、クリアで輪郭のはっきりしたモニター・サウンドが得られます。特に、小音量から大音量までレベルに関係なく反応の良い、シャープな立ち上がりのサウンドは、シンセサイザーやデジタルピアノをはじめ、最先端のデジタル・サウンド再生に最適です。 しかも、最大許容入力は1,600mW。大音量の入力にも歪みにくく、安定した余裕のあるモニタリングができます。 ■オープンエア型のナチュラルなサウンド。装着感の良いイヤーパッドを採用 RH-A30は、長時間の音づくりや楽曲制作、練習にも苦痛を感じさせない、オープンエア型ならではのすっきりとしたナチュラルなサウンドを楽しむことができます。 ヘッドホンをしたままでも外の音が聞こえますので、V-Drumsやシンセサイザーのライブ演奏時には、スピーカー・モニターや楽器アンプからの音も耳に入るので、ステージ上の音を感じながらのモニタリングが行えます。 また、デジタルピアノなどの場合、お母さまとお子さまともヘッドホンをしたままでも、会話をしながらレッスンを進めることが可能です。 さらに、装着感に優れ、耳になじみやすいホールド感のイヤーパッドも新規導入。もちろん、ハウジングが反転し、片耳モニターにも対応します。 また、ケーブルにはOFCリッツ線3.4mのストレート・タイプを採用。ミニ端子、標準端子のどちらでも使用可能な2ウェイ仕様です。 ■藤本健氏のコメント RH-A30はオープンエア型のスタジオ・モニター・ヘッドホン。ドライバー・ユニットは45mmという大口径のものを搭載しています。ハウジング部にはやはりアルミ素材を使用しており、ルックスでも雰囲気のある仕上がりです。 イヤー・パッドはドライバーおよびハウジングのサイズとの兼ね合いもありかなり大型ですが、クッションがかなり厚く、また素材そのものもソフトなモケット調となっています。比較的タイトに締め付けてフィットさせるタイプのデザインにもかかわらず、このイヤー・パッドのおかげか装着感は良好。長時間の使用でも痛みを感じることはないでしょう。 音質はスタジオ・モニターらしい、全域のバランスに優れた傾向。叩けば響くといった、反応の素早さが印象的。またオープンエア型ということもあり、重低音の抜けが非常によく音の濁りを感じることがありません。 オープンエア型ならではの特徴が、外部の音も聞こえてくること。そのため他パートの音を確認したいステージ上、また練習にも向いているでしょう。その反面、自身の音は盛大に漏れますので、屋外リスニングにはちょっと無理があります。 ■仕様 ●藤本健氏について 1965年横浜生まれ。株式会社リクルートに15年勤務した後、2004年に独立して、有限会社フラクタル・デザインを設立。リクルート在籍時代からMIDI、オーディオ、レコーディング関連の記事を中心に執筆している。以前にはシーケンス・ソフトの開発やMIDIインターフェース、パソコン用音源の開発に携わったこともあるため、現在でもシステム周りの知識は深い。著書に「コンプリートDTMガイドブック」(リットーミュージック)、「できる初音ミク&鏡音リン・レン 」(インプレス・ジャパン)、「MASTER OF SONAR」(BNN新社)、「DTM用語辞典」(BNN新社)などがある。また、AV Watchで「藤本健のDigital Audio Laboratory」、アサヒ・コムで「オーディオステーション」の連載を行う。またAll Aboutでは、「DTM・デジタルレコーディング」担当ガイドも務めている。