エミール・ガレ(Emile Galle)の、小ぶりのクレマチス文の花瓶、あるいは茶入れです。 アンティークのガラス工芸の中でもとても有名なエミール・ガレは、アールヌーボーを代表する芸術家であり、ガラス工芸のみならず陶器・家具にも優れた業績を残しました。　被(き)せガラスやマルケトリ技法を用いた美しい作品群は世界中で人気を博しています。 こちらのクレマチス文花瓶は、被せガラスの技法を用いたもので、くすんだ白〜赤茶色のガラスを地にして赤茶色のガラスで花の絵が描かれています。 ガレは日本文化にかなり影響されたところもあり、茶の湯にもちいられる作品も多数作っております。　こちらの作品も蓋があれば十分に茶入れとして使えるのではないでしょうか。 とても良い状態の作品で、微細なスレが被せガラスにあり、黒点も一ヶ所ありますが、欠け・ヒビなどないとても良い作品です。 メーカーEmile Galle 種類花瓶 デザインクレマチス 状態Very Good サイズ 花瓶直径7．4　高さ5．5精緻なカットやエッチング、グラヴュールや被せガラスなど 絢爛豪華な美しい装飾を施したフランスのガラス工芸。 こちらでは、バカラやサンルイ、ラリックやサビノ、 クリスタルガラスではないですが、ガレやドーム、 といった作品を紹介いたします。