●画家名：デビット・シュノイヤー ●作品名：曲芸師 ●絵のサイズ：W39×H29cm ●額装サイズ：WW70,5×H60cm ●絵画の技法：アクリル画 ●サイン：作家直筆サイン ★コメント デビット・シュノイヤーがアクリル画の絵画で描いた絵「曲芸師」は、古き良き時代のパリで娯楽として人気のあったサーカスをモチーフに描いたアクリル画の絵画です。 レトロな雰囲気が漂っていて、ピエロの表情などが、とても興味深いアクリル画の絵画です。 このピエロの顔は、何だか意地悪そうな顔をしています。 デビット・シュノイヤー　プロフィール ポーランドに生まれ、ドイツのミュンヘンで育つ。 1922年　ミュンヘンの「kunstgenerbe schule」を出たあとミュンヘン市内で広告や看板、ポスター描きをしていたが1929年にパリへ渡る。 ※此処でリトグラフの版画の技術を修得する。 再びミュンヘンに戻り公共の壁画やホテルに絵を描いたり、市民演劇の舞台美術を担当する。 その活動の中で反体制芸術家として1932年に当局に捉えられ、翌年ナチス党が初めて開設したダッハウ強制収容所に入れられるが、諸事情でその年の内に釈放されイスラエルのテルアビブに移住する。 ※以後、50年余りをこの地で暮らす。 第二次大戦後、テルアビブの劇場や公共施設の壁画、舞台美術を手がける傍ら市内のギャラリーやホテルで絵画の個展を開く。 その中でもダンカーメルハイファ・ホテルに飾られた作品は1920年代の退廃的なカフェやバーを直線的なスタイルと微妙なエロティシズムを持って表現し、ドイツ表現主義のキルヒナーやベストグロースの影響を受けたことが感じられる。 傾向としてミュシャやロートレック、シェレなどのポスターのテイストを含みつつ、デビット・シュノイヤー自身の過去の人間関係や思い出の場所、思い出に残る人々が絵画の中で潜在的に交差する。 セリグラフ(シルクスクリーン版画)の頒布と共に北米(特に歴史のある東部のボストン)、イギリス(ロンドン)、ベルギー(アントワープ)等で絵画の出展を重ねて人気と評価を得る。