太平洋戦争において欧米諸国の戦闘機の常識を遥かに凌駕した日本軍最強の戦闘機、零戦。しかし、太平洋戦争終盤になると我が国の敗色が濃くなり、日本軍はひとつの作戦の実行を決意した。 零戦に250キロの爆弾を抱かせ、敵空母に体当たり攻撃を敢行…。神風特別攻撃隊の誕生であった。 この「戦記ドキュメント特別セット」は、零戦、特攻隊を軸に太平洋戦争の真実に迫った鎮魂のドキュメントである。 　 【商品内容】 ■DVD4枚 【収録内容】 ■DISC-1：栄光の零戦　洋上に散った悲劇の翼 収録時間：約40分 ナレーション：加藤正之 零戦、それは太平洋戦争において欧米諸国の戦闘機の常識を遥かに凌駕した日本軍最強の戦闘機である。この映像は真珠湾、ソロモン、レイテ沖の戦闘を中心とした宿敵グラマンとの対決、そして予科練や神風攻撃隊など零戦をめぐる人々の姿をも捉えた迫真のドキュメント。無敵の強さを誇りながら時代の波間に消えていった零戦。これは太平洋上を翔けめぐった栄光の戦闘機の記録である。 ■DISC-2：神風特攻隊　大空へ散った若き魂への鎮魂歌 収録時間：約40分 ナレーション：大木民夫 国のため、そして信じるもののために命をかけた若者がいた。太平洋戦争終盤、我が国の敗色が濃くなってきた1944年10月17日、比島沖海戦に備え日本軍はひとつの作戦の実行を決意した。零戦に250キロの爆弾を抱かせ、敵空母に体当たり攻撃を敢行する?戦局打開のためにとられた、まさに必死必殺の作戦?神風特別攻撃隊の誕生であった。関大尉を指揮官とし、23人の未だ酒の味もしらぬ若き搭乗員によって編成されたこの部隊は比島沖へ、二度と帰らぬ空へと飛び立っていった。それは誇り高き死か、単なる戦争の儀牲者だったのか。いまなお涙とともに愛国心と戦争の悲劇を世に問う神風特攻隊の姿。その真実を描く鎮魂のドキュメント。 ■DISC-3：ああ、玉砕　レイテ沖海戦から、終戦まで 収録時間：約45分 ナレーション：清水峰夫 日本軍が起死回生をかけたレイテ沖海戦。この時、神風特別攻撃隊が誕生した。その凄絶な戦いぶりには胸が打たれる。硫黄島の攻防は、東京をそして日本本土を空襲から守るためにも、アメリカ軍を上陸させてはいけない、必死の戦いだった。そして3月9日の東京大空襲では、一夜にして100万人が焼き出されてしまう。4月1日、アメリカ軍は沖縄に上陸。「全機特攻」もむなしく「大和」も沈んだ。広島・長崎に原爆が投下され、ついに8月15日、日本は無条件降伏を受け入れた。 ■DISC-4：遺書　特別攻撃隊 収録時間：約45分 ナレーション：清水峰夫、大塚知子、遠藤章史 1944年10月、レイテ沖海戦を前にして、神風特別攻撃隊が編成された。大西瀧治郎中将自らが「外道の統率」と言いつつ編成を命じたのは、この戦いが最後の戦いになると覚悟していたからであった。陸海空三位一体の集中攻撃で、奇跡的な局面の打破を期待したのである。アメリカ軍の空母の甲板に限定されていた特攻隊の目標は、しかし、次第に拡大され、沖縄戦では「全機特攻」となり、輸送船にも突入していった。生きては帰れぬ若き特攻隊員の「遺書」は今でも私たちの胸を打つ。 【備考】 ※商品発送まで2〜4日ほどお時間をいただく場合がございます。