■フォルクレ父子: ヴィオール作品全集/ミリアム・リニョル [2CD]


フォルクレ父子: ヴィオール作品全集/ミリアム・リニョル [2CD]
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曲目・内容特に「甥のフォルクレ」として知られたジャン=バティストの弟ニコラ=ジル(アントワーヌの弟ミシェルと共にオルガニストとして活躍したところからの綽名)の曲に出会えるのは貴重。ALPHAでも活躍の多い技師アリーヌ・ブロンディオの克明かつ自然なエンジニアリングが奏者たちの阿吽の呼吸を見事に捉え、意外に古風なヴィオール三重奏から出版譜作品の縦横無尽のヴィルトゥジティまで、一族の音世界を鮮やかな演奏で堪能できる画期的な2枚組です。 Disc 1アントワーヌ・フォルクレ(1671-1744)作と推定1-4.ヴィオールのための作品(手稿譜による)Allemande - アルマンド(中声部補筆: ミリアム・リニョル)La Girouette - 風見鶏(低音部補筆: ミリアム・リニョル)La Vénitienne - ヴェネツィア風(ロベール・ド・ヴィゼー〔1650/65頃〜1732以降〕編曲によるリュート独奏版/ヴォドリ・ド・セズネ写本より)Rondeau - ロンドニコラ=ジル・フォルクレ(1703-1761)5.Rondeau « Que je regrette Papillon » ロンド「わたしは悔しい、蝶々の君よ」アントワーヌ・フォルクレ作と推定6.Muzette - ミュゼット(ド・ヴィゼー編曲によるリュート独奏版/ヴォドリ・ド・セズネ写本より)7.Prélude - プレリュードジャン=バティスト・フォルクレ(1699-1782)8-10.三つのヴィオールのための作品(手稿譜による)Allemande - アルマンドCourante - クラントSarabande - サラバンドアントワーヌ・フォルクレ作と推定11.Menuet - ムニュエ(メヌエット)ニコラ=ジル・フォルクレ12.Rondeau Musette « N’espère plus jeune Lisette » ロンド=ミュゼット「もう期待しないで、うら若きリゼット」アントワーヌ・フォルクレ作と推定13.Branle - ブランル(中声部補筆: ミリアム・リニョル)アントワーヌ&ジャン=バティスト・フォルクレ14-18.ヴィオールと通奏低音のための組曲 第1番 ニ短調Allemande La La Borde - アルマンド「ラ・ボルド」La Forqueray - フォルクレLa Cottin - コタンLa Bellemont - ベルモンLa Portuguaise - ポルトガル風19.La Couperin - クープラン20-25.ヴィオールと通奏低音のための組曲 第4番 ト短調La Marella - マレッラLa Clément - クレマンSarabande La D’aubonne - サラバンド「ドーボンヌ」La Bournonville - ブルノンヴィルLa Sainscy - センシLa Carillon de Passy - パッシーの鐘Disc 2アントワーヌ&ジャン=バティスト・フォルクレ1-5.ヴィオールと通奏低音のための組曲 第2番 ト長調La Bouron - ブロンLa Mandoline - マンドリンLa Dubreüil - デュブリュイユLa Leclair - ルクレールChaconne La Buisson - ビュイソン(茂み)6-12.ヴィオールと通奏低音のための組曲 第3番 ニ長調La Ferrand - フェランLa Régente - レジャント(摂政)La Tronchin - トロンシャンLa Angrave - アングラーヴLa Du Vaucel - デュ・ヴォーセルLa Eynaud - エノーChaconne La Morangis ou La Plissay - シャコンヌ「モランジまたはプリセ」13-18.ヴィオールと通奏低音のための組曲 第5番 ト短調La Rameau - ラモーLa Guignon - ギニョンSarabande La Léon - サラバンド「レオン」La Montigni - モンティニLa Silva - シルヴァLa Jupiter - ジュピテールアントワーヌ・フォルクレと推定19.Musette - ミュゼットアーティスト(演奏・出演)ミリアム・リニョル(バス・ド・ヴィオール〔ヴィオラ・ダ・ガンバ〕)ガブリエル・リニョル(テオルボ、バロックリュート、バロックギター)ジュリアン・ヴォルフス(クラヴサン〔チェンバロ〕)リュシル・ブーランジェ(ドシュ・ド・ヴィオール〔ディスカント・ガンバ〕)パウ・マルコス・ビセンス(ドシュ・ド・ヴィオール、バス・ド・ヴィオール) マティルド・ヴィアル(バス・ド・ヴィオール)レコーディング2023年2月11-16日ベギン修道会教会、サン・トロン(ベルギー)その他の仕様など総収録時間: 156分(78分/78分)商品番号:CVS120フォルクレ父子:ヴィオール作品全集 [ミリアム・リニョル、ガブリエル・リニョル、ジュリアン・ヴォルフス、リュシル・ブーランジェ、パウ・マルコス・ビセンス、マティルド・ヴィアル]CD 2枚組 発売日:2024年06月21日 Château de Versailles Spectacles「悪魔のように弾く」ヴィオールの大家、手稿譜作品と一族全員の作品を網羅!クープランやアルビノーニと同世代で、フランス人が愛した弦楽器ヴィオールの希代の名手として幼少期から王室で活躍、13歳年上の「天使のように弾く」と讃えられたマレと並び称され「悪魔のように弾く」と讃えられたアントワーヌ・フォルクレ。その作品は当人の歿後、生前彼から酷い暴力を受けていた息子ジャン=バティスト・フォルクレにより整理・出版されました。作者の技量が反映された難曲揃いで現代のヴィオール奏者たちも頻繁に演奏しますが、近年はその全てが父の作ではなく、同様に凄腕ヴィオール奏者だった息子の創出した部分が大部分に渡ると考えられています。現代フランス随一のヴィオール奏者ミリアム・リニョルは今回、信頼できる演奏仲間たちと共に「フォルクレ」の名で残る作品を全て、手稿譜のみ現存する曲や別作曲家名義で知られてきた曲まで含め網羅し全曲録音。「悪魔的なイメージを含む先入観を全て斥け、白紙の状態から新たに解釈を進めたことの意義は極めて大きかった」とリニョルは語っています。通奏低音にはクラヴサンや撥弦楽器に加え8弦のヴィオールも用い、曲によっては高音部向けヴィオールも演奏、出版譜だけでは見えてこないフォルクレ一族の全貌に迫りました。(曲目・内容欄に続く)作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)フォルクレフォルクレ

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