世界最長の横断鉄道、シベリア鉄道。1981年に世界で始めて撮影した映像を交えながら、西から東へと走破し、変貌激しいロシアの今を伝える。モスクワから太平洋まで、全長約9300キロ。広大なロシアの大地を駆け抜けるシベリア鉄道。1981年秋、NHKでは当時社会主義体制下にあったシベリア鉄道を世界で初めて長期取材し放送した。あれから四半世紀、激動の時代をくぐり抜けたロシアは再び「大国」としての自信を取り戻し始めた。今回、かつてと同じルートを旅し、沿線の町や風景、人々の変化を撮影した。81年当時の映像とも比較しながら新生ロシアの今を伝える。【収録内容】・出発点 モスクワ ・発展するヨーロッパ・ロシア〜ボルガ川、ニジニイ・ノブゴロド・26年後の修道院〜ロシア正教の今・列車の旅の醍醐味・石油景気に沸くチュメニ・バレエ学校の変貌〜ノボシビルスク国立劇場・世界遺産バイカル湖・日本人墓地のその後〜強制収容所跡地・26年ぶりの再会、ブリヤート族一家・人とモノの行き来〜ウランウデ〜チタ・越境する中国人たち〜ハバロフスク〜ウスリースク・シベリア鉄道の終着駅〜ウラジオストク【特典映像】バイカル湖沿岸の風景（シベリア鉄道 未編集映像より）○2008年 放送*収録時間：本編109分＋特典映像18分／画面サイズ16：9／カラー／ステレオ／ドルビーデジタル