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■能登の巻鰤(巻き鰤・巻きぶり)50g×5袋
■商品内容 巻鰤50g×5袋 ※1袋のスライスの枚数はサイズによって変わります(4〜8枚) ■賞味期限 常温 6カ月 ■お届け日 ※お届け日指定不可 ●天候、水揚事情により、少しお待ちいただくことがございます。あらかじめご了承下さい。時化の場合は漁がございません。その場合は早めにメールでご連絡します。大変申し訳ございませんが、ご了承の上ご注文をください。 ※ご注文確認後2〜7日前後に配送いたします。 ■配送方法 ※ヤマト宅急便 ■送料 ※送料・代引き手数料別。 ■ギフト お歳暮/誕生日/お礼/お祝い/各記念日/小料理屋/ご家庭用ににどうぞ!【送料無料!】 能登 巻鰤(巻き鰤・巻きぶり)50g×5袋 七尾市南大呑地区の池岡家で100年ほど前から代々継承されている巻鰤。漁師の岩崎さんが、伝統的な製法を残したい、たくさんの方にこの味を知ってもらいたいという思いから、能登半島震災前に池岡氏から指導をしていただき、2年の歳月をかけて製造・販売することになりました。 七尾沖・氷見沖は、脂が乗った上質な寒ブリで知られています。七尾市佐々波漁港は「ぶり街道」と呼ばれ、昔からブリが沢山獲れました。かぶにブリの切り身をはさんだ「かぶら寿し発祥の地」としても知られています。 ▲巻鰤を作る漁師の岩崎さんの工房から少し山を上がった場所。富山県氷見市の隣、石川県七尾市大泊(おおとまり)は、海と山と田んぼの町。お天気の日は、海の向こうに立山連峰も見えます。水と空気がとても美味しい地域です。 【この地域の鰤はなぜ美味しいの?】 美味しい理由はいくつかあります。まず、この地域の海の水質が非常にきれいで、養分豊富な海流が流れています。これにより、鰤は栄養価の高い餌を豊富に摂ることができます。 また、富山沖や七尾沖の水温や海流が絶妙なバランスであり、鰤は適切な温度で成長できる環境が整っています。魚体がしっかりと育ち、脂がのった状態の鰤が、富山湾の深いところから一気に上昇して定置網に入るため、この地域で獲れる鰤は食べ応えと脂・旨味があって美味しいのです。 石川県七尾市大呑地区で代々受け継がれてきた「巻鰤(まきぶり)」は、地元の風土の文化が織りなす伝統的な逸品。この地方独特の製法で作られる巻鰤は、鮮度と風味を最高の状態に保つために、多くの工夫と技術が詰まっています。 ▲こちらは、震災前の2023年11〜12月頃の写真。天然の寒ブリを水揚げして、塩漬けにして1カ月後、鰤を藁で巻いている様子です。 巻鰤は、新鮮な鰤を丸ごと生の状態で保存するために考案された方法です。塩漬けにした鰤を藁で丁寧に巻き、熟成させることにより、自然な風味と旨味が引き出されます。特に冬の寒さが厳しい時期に漁獲される鰤は脂がのっており絶品です。 ▲衛生上、セロハンで巻いてから藁で巻きます(左が藁で巻く前の状態)。 藁で巻いて6カ月軒先に干して熟成させます。この藁を巻く作業次第で出来上がりが決まるとか。藁で巻くことで、余分な脂は外へ、必要な脂は中へぎゅっと凝縮されて旨味となるそうです。 ▲軒先に6カ月、巻鰤をつるします。藁の下から鰤の脂が染み出るので、虫が来ないように通常は下の部分にビニ,ールがかぶせてあります。ビニールの中には余分な脂がたまっていました。この日は、撮影のために、手前の巻鰤だけビニールを外してもらいました。 手間のかかる作業を一つ一つ丁寧に行います。塩加減や巻き方、熟成期間などの細かな調整をしながらも「味をつないでいきたい」とおっしゃる岩崎さん。 岩崎さんの手によって作られる巻鰤は、古き良き時代の風味を今に伝える貴重な食材です。 ▲つるしてある巻鰤をおろしてもらいました。想像以上に大きくて重い!生産者さんの岩崎さんと。 ▲七尾沖で漁師をされている岩崎さん親子。貴重なお話をたくさん教えてくださいました。つやつや飴色の巻鰤。いただきます! ▲常温で既にスライスしてありますので、パックを開けたらすぐにお召し上がりいただけます。1袋50gです。スライスしたサイズによっては4〜8切れの場合もありますが、塩味が強めで濃厚な味わいなので、1切れをさらに切り分けてお召し上がりください。 ▲飴色でつやつや。袋を開けると芳醇な香りがします。豊かな脂の乗った身と、口の中でとろけるような食感。上品な味わいと絶妙な旨味が、一度食べたら忘れられない魅力です。凝縮した深い味わい・香りは日本酒に大変よくあいます。 スライスして真空パックで販売しておりますが、巻鰤1本をご希望の方はぜひご連絡くださいませ。数に限りがありますので、ご相談ください。 貴重な素材と、熟練した職人の技が融合した、珍味中の珍味。ぜひお召し上がりください。 【出世魚・鰤のお話】 鰤は、成長するにつれて名前が変わる出世魚の代表的存在。鰤は縁起の良い出世魚として、おめでたい席や、門出を祝う席などにもよく振舞われます。 この辺り(特に富山方面)では、結婚した年の最初のお歳暮に娘の実家から嫁ぎ先へ鰤を一本送る風習があります。娘が嫁ぎ先でよくしてもらえるようにとの付け届けの意味と、娘婿への出世の願いが込められているのでしょう。