オーパスワンの日本担当者からのお話では、畑での栽培も自然なスタイルに、醸造も亜硫酸使用を減らすなど変化してきているとの事です。「マーケティングではなく品質を」というコンセプトなのでしょう、特に自然派ワインやビオとは謳っていません。 オーパス・ワンは、カリフォルニア州ナパ郡にあるワイナリー。ワイナリーは、シャトー・ムートン・ロートシルトの故フィリップ・ド・ロートシルト男爵とロバート・モンダヴィ氏の間で、カベルネ・ソーヴィニヨン主体のボルドースタイルのブレンドでワインを造るJV（ジョイント・ベンチャー）事業として1979年よりワインをリリース。 2001年からオーパス・ワンに携わっているマイケル・シラーチ氏は、ナイト・ハーヴェストやビオディナミ(現在はオーガニック)に取り組むこと、ワインの洗練度に磨きをかけました。ナイト・ハーヴェストで収穫されたブドウは、最新の光学的選果機によって果粒で選別され、天然酵母を用いて区画別に発酵を行います。新樽率100%のフレンチオーク樽での18ヵ月にわたる熟成。 僅かな無駄もなくぶどうに養分が届くよう、極めて低い垣根造りと低収量から造られるワインは密度の高いエキス分を持ち得ているものの、同時に極めて高貴なエレガントさも併せ持ちている。また、リリース当初から美味しく飲める物が多く、それでいて四半世紀以上の熟成能力すら持ち合わせている様は、いわゆるカリフォルニア的なスタイルでも完全なボルドースタイルでもない独自のスタイルを確立させていると言っても過言ではありません。 ● 色 / 赤 ● タイプ / 辛口・フルボディ ●品種 / カベルネソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、メルロー、プティ・ヴェルド、マルベック ●内容量 / 750ML ●産地 / アメリカ / カリフォルニア州 / ナパヴァレー ●評価 /

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