【用 途】 ●咬傷、糸目感染、皮膚欠損創、手術創などに対する被覆材として。 ●新鮮創化後の創傷の被覆材として。 ●臍ヘルニア、腹壁ヘルニア、乳房腫瘍、精巣膿瘍などを摘出後の無菌手術創腔あるいは組織欠損腔に対する被覆材又は充填材として。 【使用方法】 1.創傷部を止血し、清浄化してください。その際、壊死組織があれば除去してください。 2.創部全体をベテキチンで覆い、しっかりと密着させてください。創部の形状にあわせてカットしても結構です。創部が乾燥している場合、生理食塩液でベテキチンを湿らせてください。 3.ガーゼをあててテーピング、または伸縮包帯で固定してください。感染がなければそのまま貼り続けてください。治療期間中は抗生物質を経口投与か注射により全身投与すると効果的です。 4.上皮化すると、ベテキチンは自然に剥がれます。固着して剥がれにくい場合は、生理食塩液で湿らせて、新生上皮を傷つけないようにゆっくりと剥がしてください。 ※通常、ベテキチンは治癒まで交換することなく使用できます。但し感染が疑われた場合は速やかにベテキチンを除去し、創部の感染防止措置を行ってください。