■2020年後半書評ベストファイブ【電子書籍】[ 佐伯一郎 ]


2020年後半書評ベストファイブ【電子書籍】[ 佐伯一郎 ]
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<p>2020年半書評ベストファイブ<br /> 評者 佐伯一郎<br /> まえがき<br /> 筆者ブログ「古い羅針盤」:2020年後半に読んだ書籍のブログに取り上げたものの内、気に入った作品をリストアップしました。振り返れば、コロナ禍で世界は大混乱に陥り、愛用する図書館も後半ようやく開館になり、どうにか帳尻を合わせた気がします。ノンフィクションが大半を占めていて、昨今は日本のモノが増えています。その分、小説群が激減している傾向があります。読むに時間が掛かり、その世界に没頭するのが中々困難な事情が反映しているのでしょうか。それでも、ポエムとか何冊読み、読書の幅も広げてみました。</p> <p>4.まとめ<br /> 時間がない、何か数冊と仰るならば、ベストファイブーを選んで、以下五冊を。<br /> 「エンド・オブ・ライフ」:佐々涼子<br /> 「光合成とはなにかー生命システムを支える力」:園池 公毅<br /> 「炎と怒りーートランプ政権の内幕」:マイケル ウォルフ, Michael Wolff 他<br /> 「私とあなたのあいだーーいま、この国で生きるということ」:温又柔、木村友祐、<br /> 「桃源」:黒川 博行<br /> コロナ禍の中での読書となれば、逐次更新されるウィルス関係の本が多くなるのですが、出来ればこの際、生物学そのものにもチャレンジしたく、何冊かを選びました。特に分かり易く書かれた専門書は、普段の感染予防策にも役に立ち、実用も兼ねた気もしています。そんな中、「エンド・オブ・ライフ」:佐々涼子は看取り治癒に従事していた医療関係者の終末治療記として、特記すべきノンフィクションかもしれません。死とは何か?死とは痛いものなのか?死の直前、人は何を思うのか?考えさせられる本でした。「光合成とはなにかー生命システムを支える力」:園池公毅は今後再生可能エネルギーの将来像を担うであろう光合成を分かり易く解説したもので、安直な期待を持つには、未だ世の中の研究が進んでいない現状を知ることが出来ました。この分野は発見者が日本人という事もあり、研究が唯一世界をリードしているものだけに、大切に実現化に向けて、公民併せて力を注ぎたいものだと感じました。「炎と怒りーートランプ政権の内幕」:マイケル ウォルフ, Michael Wolff 他は当選するはずも無いダークホース的な前大統領とその側近の右往左往ぶりが、現実感を以て語られている点に驚愕を覚えました。この4年間の混乱は、まさに当選すべきでは無い候補の不幸(本人にも、そして家族にも)とも言えるのかもしれません。「私とあなたのあいだーーいま、この国で生きるということ」:温又柔、木村友祐は手紙とはこうして書くものだというお手本でしょうか。丁寧な文調の中にも、しっかりとした社会の過ちをやんわりと諭す想いも籠っていて、文字や文章を持つ力を改めて感じさせてくれた本でした。「桃源」:黒川 博行は私の大好きな作家として、直木賞受賞後も衰えず、曲げず、エンターテインメントに徹した氏の作品を紹介したくて、此処に掲載しました。<br /> ●あとがき<br /> 古い羅針盤の毎週の書評では、勝手にマルバツ表示を下し、誠に申し訳なく思っています。本当は書籍を出版されただけでも感謝しなくてはいけません。本を通じて、私たちは自らを振り返り、新たな生きる力を貰うことができます。これからも、好き嫌い無く、色々なジャンルの本を選んで紹介してゆきたいと思っています。</p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。

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